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 先日、この絵日記に、植えた憶えもないのにイチジクの根元付近からスイカが育って来ました話題を綴りましたけど、以降はその成長を楽しみにしておりました(^.-)☆
 大・中・小…と3個育っておりまして、「どんな味がするのだろう?」と、嫁さんと話しておりました。

 ら、昨日でしたか…「あのスイカの二つに、穴をあけられていた…」と嫁さん。
 そして、「カラスでもないし、何だろう?…と、他の場所のスイカを確認してみたら、いくつか同じような被害。今までこんな事はないのに、ショック(^-^;」と続けます嫁さん。

 そして、昨日、近所の方との雑談の中で、このスイカの話題が出ましたのでしょうねぇ~
 我が家は、ここ数年、カラスの被害も受けておりませんけど、なんでも山際に畑を持っておられる方々は、毎年、スイカ被害を受けておられますとか(^-^;
 それも、相手はカラスではありませんで「ハクビシン」とか(^-^)

 その方は、毎年スイカ等をハクビシンの被害に遭っておられ、今年は、よほど食べ物が無いのでしょうネ…山際から平坦地に降りて来ましたようで、我が家周辺の畑でも大概スイカの被害を受けておられますとか。
 ふ~ん、ハクビシンですか…動物園等で見掛けます、あの愛くるしいハクビシンが犯人でありましたか(^-^)

 そぅ言えば、7月の上旬でしたか…深夜のA.M.2:00頃に外でタバコを吸っておりますと、猫くらいの大きさの物体が市道を横切り用水路に飛び込み、パシャパシャと音を立てて去って行きました。
 で、ヌートリアだったのかも…と勝手に想像しておりました。
 大きさと黒っぽい感じでそぅ思ったのですけど…
 ですが、今から考えますと、我が家周辺でヌートリアの生息を確認した事はありませんから、ひょっとしたらアレがハクビシンでしたのかも(^.-)☆

 ◆ハクビシン

 名前の由来になっているように、鼻筋に白いラインがあるハクビシン。尻尾が長く、短足・胴長で一見鈍そうにも見えますが、ジャコウネコ科だけあってネコのようなしなやかさを持っており、垂直にジャンプしたり、柱や壁をよじ登り電線を渡るなど、高い身体能力が特徴的です。雑食性で特に甘い果実が好物。そのため庭やハウス栽培の農作物への被害が多発しています。屋根裏に棲み着く害獣としても知られています。

 ・生態

 植物食中心の雑食性で、果実、種子、小動物、鳥、鳥の卵などを食べる。中でも果実を好む。熟した果実や野菜などを見つけると毎夜同じ路を辿って侵入するので、獣道が形成される。木登りが得意である。樹洞、タヌキなどの動物が使い古した巣穴などを棲みかにする。民家の床下・屋根裏などに棲み着くこともある。夜行性で、昼間は住処に潜んでいる。電線を使って移動することもある。

 年に1回出産し、出産する季節に決まりはないが、夏から秋にかけて多く産む傾向がある。 妊娠期間は2ヶ月で、2-3頭を出産する。子供を産む年齢は生後10ヶ月以降。飼育個体の最高年齢は24才。

 母子を中心とした家族で生活しており、10-20頭程度の群れを作ることもある。この群れは複数の家族による共同体と考えられる。

 ★外来種問題

 ・導入

 ハクビシンについて、従来は日本の在来種なのか外来種なのかははっきりしていなかった。日本列島に現在生息している個体群は、顔面の斑紋などが他の分布域のものと異なることから、日本に自然分布する固有の独立亜種である可能性を唱える説もあった。明治以前の古文書にも生息の記載と思われるものが散見され、江戸時代に蒔絵に描かれた妖怪「雷獣」はハクビシンではないかという見解もあり、公的機関の文書にもその見解を支持するものもある。

 しかし、現在は明治時代に毛皮用として中国などから持ち込まれた一部が野生化したとの説が有力である。根拠としては、国内においてジャコウネコ科の化石記録が存在しないこと、中国地方や九州に連続的に分布していないことが挙げられる。ただし、導入個体群の原産地や詳細な導入時期に関しては不明である。やがて遺伝子解析が普及することでハクビシン日本集団のミトコンドリアDNAの遺伝子型が5つあること、そのいずれもが東南アジア集団のものとは一致しないが、2つが台湾集団に見いだされる6つの遺伝子型のうちの2つと同一であること、西日本で優占する遺伝子型が台湾東部に、東日本で優占する遺伝子型が台湾西部に由来することが示されている。

 国内に生息しているという最初の確実な報告は1945年(昭和20年)、静岡県におけるものである。古屋義男のおこなった、静岡県における1972年時点での分布に関するアンケート調査がある。関東地方では1958年の神奈川県山北町での記録が初めてとなる。東京都では1980年に八王子市で初めて報告され、現在でも山手線の線路沿い等で、夜間に目撃されることがある。1985年に北海道の奥尻島で捕獲記録があり、2002年になって再び生息が確認されている。
 環境省は、「移入時期がはっきりとしない」として、明治以降に移入した動植物を対象とする外来生物法に基づく特定外来生物に指定していない。

 ・影響と対策

 果樹園に入り込み、ビワ、ミカン、モモ、ナシ、カキなどを食べ荒らすことで、深刻な農業被害を与えることがある。トマト、ウリ類のビニールハウスに侵入することもある。糖度の高い果樹・野菜を好み、ネットの隙間等、頭部が潜れる大きさの隙間ならば侵入できるので、小さな穴も補修する必要がある。

 一方で熟した果実や野菜を見つけると、同じ路を辿って毎夜訪れるので、畑の隅などの草むらに獣道状の隙間ができる。このほか、民家の屋根裏に棲み着き、足音による騒音や糞尿による悪臭で、生活被害をもたらす事もある。また、車に轢かれる事故も増加している。

 日本では「鳥獣保護法」により、狩猟獣に指定されている。日本において同様の被害をもたらす動物にアライグマがいるが、前述の移入時期の不確定さから、ハクビシンはアライグマと違い外来生物法で特定外来生物指定を受けておらず、駆除対象となっていない。
 住宅被害などのために、川崎市では2009年(平成21年)度に市民からの相談を受け46頭を捕獲するなどの例はあるものの、捕獲には民家に巣を作ったり果樹園を荒らすなどの実害を理由とした、鳥獣保護法に基づく都道府県などの許可(「有害鳥獣」認定)が必要で、「住宅街をうろついている」など民間人の予防的捕獲は許されていない]。

 長野県では1976年に県の天然記念物に指定されたことがある(1995年に解除)。
 香港では野生動物保護法の保護対象となっている。

 …と、WEB上で検索しますと、こんなハクビシンのようであります。

 なんでも、甘い物を好むようですから、この時期ですとスイカなんぞは恰好の食べ物となるのでしょうねぇ~
 しかし、困りましたネ。今回のみならまだしも来年もこぅでしたら、チョッと対策も講じませんと…