今日から国会では参院でも代表質問が始まり、企業・団体献金の規制や選択的夫婦別姓の導入について議論が交わされました。
この様子は、少しだけ国会中継の視聴でテレビを前のGONsanでありました。
トップバッターは、立憲民主党・辻元代表代行で、こんなやり取りが続きましたようですネ。
◆石破首相vs野党“政治改革”めぐり論戦 立憲・辻元氏の「ふてほど」指摘に…
--- 日テレNEWS NNN/2024年12月3日 19時14分 ---
国会では12月3日も代表質問が行われました。野党側が強く求める“政治改革”などについて、石破首相は何を語ったのでしょうか。
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2日目の代表質問に臨んだ石破首相。立憲民主党の辻元代表代行は、企業・団体献金について次のように切り込みました。
・立憲民主党 辻元代表代行
「企業・団体献金のことを質問された答弁で、何かむっとして答弁されたように見えるんですね。国民も不信を抱いてるんですよ。そして、それを批判してその答弁、むっとして答える」
辻元氏が指摘したのは、前日2日の石破首相の答弁です。
石破首相(2日)
「我が党としては…」
「えー!」
・石破首相
「我が党としては、企業・団体献金自体が不適切であるとは考えておりません」
このシーンについて辻元氏は、2日に「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれた言葉を使って批判しました。
・立憲民主党 辻元代表代行
「これこそですね『ふてほど』、『不適切にもほどがある』んじゃないですか、皆さん。きょうは総理、ぜひ爽やかにお答えいただきたいと思います」
・石破首相
「政党として避けなければならないのは、献金によって政策がゆがめられることであります」
企業・団体献金の禁止を迫る辻元氏に対し、「透明性の確保が重要」だと改めて強調しました。
さらに辻元氏は、石破首相が所信表明演説で触れた石橋湛山元首相の言葉を引用し…
・立憲民主党 辻元代表代行
「石橋湛山氏はこう言っています。『政治家にはいろんなタイプがいるが、最もつまらぬタイプは自分の考えを持たない政治家だ』と言っています。総理、このままではあなたはブレまくり、湛山氏の言う『つまらない政治家』になってしまうのではないですか」
「つまらない政治家」という指摘に、天を仰ぐ石破首相。
・石破首相
「議員のご指摘はよくよく私としても受けとめ、反省をし、改めていかねばならないと思っております。湛山先生がおっしゃいますところの『つまらない政治家』にならないように、よく自重自戒してまいります」
2日に日本維新の会の新たな共同代表に選出された前原氏は…
・日本維新の会 前原共同代表
「石破首相と自民党が必ず成し遂げなければならないことは、与党過半数割れの民意に対して、自らが起こした裏金事件のけじめをつけることです」
いわゆる裏金事件について、「けじめをつけるべき」だと指摘しました。その上で野党側が“廃止”を訴えている「政策活動費」について、石破首相にこう迫りました。
・日本維新の会 前原共同代表
「自民党だけは、政治資金規正法の改正により廃止の方向と表向きは言いながら、内実は相手に配慮が必要な支出は非公開にできる仕組みを新たに作ろうとしています。完全に廃止すると、潔く、きょうこの場で宣言すべきではありませんか」
これに対し、石破首相は…
・石破首相
「政策活動費は廃止する。廃止することといたし、我が党として所要の法案を提出いたしてまいります。基本的に全て公開をすることとなり、もはや従来の政策活動費ではなくなりますが、(外交上の秘密など)一部の限定された支出については、相手方の信頼関係等にもかかわることから、公開を行いつつも、公開の方法には工夫が必要であると考えております」
…と、こんなやり取りが続きましたようであります。
立憲民主党などの野党が求めている企業・団体献金の禁止について、石破総理は「自民党としては不適切だとは考えていない」と、従来通りの答弁を述べるにとどめました。
自民党の議員先生は、多くの秘書を抱え、地元の事務所運営等で多額の経費を必要とされますから、『企業・団体献金の禁止』には〝うん〟とは言えませんでしょうねぇ~
各党の党利党略も見え隠れする中、政治の信頼回復に繋がる政治改革の議論は、さて、どうなりますか…仲々難しい問題のようですねぇ(^-^)//"
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