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 妙顕寺境内北端側から墓地に上がり、墓地脇の小道を北側に進み、樹木の間を抜け砂防ダム下にと到着です。
 ここから〝妙性ヶ滝〟に上がって行けばイィのでしょうけど、時間的制約と上り道が荒れていますせいもあるのでしょうネ。砂防ダム下辺りから〝妙性ヶ滝〟の説明です(^-^)
 挿入の〝妙性ヶ滝〟の画像は、7~8年前になりますでしょうか…墓参りで訪れました便を利用し、独りで妙性滝を訪れまして撮りましたものです。夏の渇水期に訪れましたからこんな滝壺ですけど、水量の多い時期に訪れますと滝らしく見えたものと思います。

 ◆妙性ヶ滝
 妙顕寺の西裏山50mの所にあり、落差8メートルの滝である。幕末の漢学者・門田朴斎は此の滝を日光華厳の滝になぞらえ詩を残している。

 砂防ダム下から少し下りますと、〝貴船神社〟に到着です。

 ◆貴船神社
 創建は元和元年(1615)で大正15年(1926)改築する。祭神は高靇神(たかおかみのかみ)で雨乞いの神(竜神)。

 ◆歩いてふれよう水呑の歴史と風土「ふるさと水呑」案内

 -- 貴船神社と地神さん 平木郷--

 平木郷にあり、創立は元和年中(1615)。
 大正15年(1926)四月拝殿を新築。境内は30坪、祭神は高靇神(たかおかみのかみ)。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、伊邪那岐尊(いざなみのみこと)の子火の雷神である軻遇突知(がぐつち)(大蛇)を斬った時に神の形を現したのを言う。此の神社の本社にあたるものは、京都市左京区鞍馬貴船町に鎮座する貴船神社の分霊社であろうかな、祈雨祈晴に霊験ありとのことです。
 御神体は座姿にして高さ七・八寸の木造である高靇神は水を司る神様です。
 此の神社の教えは格言水五題(かくげんすいごだい)と言います。
 石柱一対 昭和8年(1933)9月奉納
 石塔篭一対 昭和16年(1941)8月奉納
 地神さんは境内の左側に建っています。
 旧曆により春と秋二回社日の日に祭礼を行う。農民一同祭日には神前で春は豊作を祈り、秋は収穫に感謝する日です。

 -- 平木川 又の名は あばれ川 平木郷 --

 此の川は古くからあって貴船神社より山に300mくらい登れば、ここに水呑史跡の妙性滝があります。
 それは清らかな水が今も流れています。妙顕寺の建立者の僧侶が1300年代に滝に打たれて修行していたようです。その時代から清い水は、下流の平木郷人々に飲み水として恵みを与え分けていたようです。
 古老の話では、現在の平木川は山ノ神郷の方向に流れて水呑川に注いでいます。其の昔は土居郷から浜郷へ注いで、現在の交番の水呑川に注いでいたようです。古老も爺から聞いた話だそうです。そのようなことが有ったのでしょうか。これには興味がありますね。
 参考資料『史跡調査書』『水呑町史』『平木貴船神社資料』
 水呑学区まちづくり推進委員会 水呑歴史民俗資料保存会 令和5年(2023)二月吉日 設置

 …と、説明板にはこんな記載がありました(^-^)//"

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