これは、A.M.8:30頃の、我が家から熊ヶ峰方向を撮りましたものなんです。
冷たいのですけど気持ちの良い朝ですから、一服しながら沼南アルプスに眼を向けておりましたら、40羽程度の鳥の集団が、右に左に統制を保ちながら飛来です(^.-)☆
ムクドリの皆さんでしょうか…
アッと言う間に上空を通過ですから画像には撮れませんでしたけど、こんな光景を眼にしますと、いつも不思議に感じます事が…
こんなに大集団なのに、どぅして一糸乱れず統制を保ち一斉に方向転換が出来るのだろう?…と。何故なんでしょうねぇ~
この集団の中にリーダーがいて、急に方向転換の合図を出しましても、中には素早く反応が出来ませんモノもいるでしょうから、隊列は乱れるはずなのに…でも、乱れないで素早く対応。本当に不思議です。
で、いつものように、WEB上で確認してみます事に(^-^)
うん、うん、そぅしましたら、GONsanの疑問にスグ回答が(^.-)☆
◆YAHOO!JAPAN 知恵袋
--- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1184173386 ---
☆sib********さん 2012/3/24 22:09
鳥は一斉に方向転換します。どうしてでしょうか?
★ベストアンサー
pow********さん 2012/3/24 23:10
・鳥はどうして集団で行動し、何の合図もなしに一斉に方向転換できるのか。
ある学者さんが、公園に行って鳥の群の集団行動を備に観察し、そのメカニズムをコンピューター・シミュレーションで解明しました。その結果、以下のような条件が導き出されました。
1.鳥は、仲間の方へ集まろうとする。
2.お互いに同じ速さで飛ぼうとする。
3.ぶつからないようにする。
この三つの条件を与えるだけで、コンピューターの画面の中に鳥の集団行動がそっくりそのまま再現できたそうです。
このシミュレーションは、クレイグ・レイノルズというひとがプログラミングした「boid(ボイド)」というもので、複雑系科学の分野では有名です。
これだけでは、鳥が何故そのような習性を持っているのかに就いては分りませんが、一見、たいへん複雑だと思われていた鳥の集団行動ですが、実は極めて単純な規則で実現できるのだということが確かめられたことになります。
この実験から言えることは、鳥の群にはリーダーはいない。そして、リーダーの指示や、仲間同士の意思疎通もない。
瞬時に意思疎通を計るような能力もない。
逆にリーダーなしで、仲間同士の意思疎通が全くなくとも、上記の三つの条件が整いさえすれば、整然とした集団行動が何の問題もなく実現できてしまうということです。
では、どうして鳥にそのような習性があるのか
仲間同士が集まろうとするのは、本能からです。速度を合わせようとするのも同様のものだと考えられます。
ぶつからないように気を付けるのは、動物なら当たり前のことです。
このように、1羽1羽がただ与えられた本能に従って行動しているだけで、集団になると自然に統制が取れたような性質が現れてしまうことを「複雑系に於ける自己組織化現象」といいます。
何かに驚いたのか、公園のハトが一斉に飛び立つのを見掛けますね。
これは、誰かが危ないと叫んだわけではありませんし、全員が一斉に同じ危険を感じ取ったというわけでもありません。
ですが、どれか1羽が何らかの危険を察知して飛び立つならば、何の合図もなしに自然と集団行動が実現してしまいます。
これは、群の中の1羽が何かの危険を察知したならば、群全体が即座に退避できるということです。
因みにV字型編隊飛行
先頭の鳥が行く方向を決め、後に続く鳥は自分の斜め前の鳥に着いて行くだけです。
それが連続的に行われ、あの様な見事な編隊飛行になるのです。
…と、こんな記載がありましたけど、〝boid(ボイド)〟を検索しますと、こんな記載も…
◆Boidモデルとは
--- https://cattech-lab.com/science-tools/lecture-8-1-boid-model/ ---
Boid(ボイド)モデルは、1987年にCraig Reynoldsによって発表されたモデルです。このモデルは、もともと鳥の群れをシミュレーションするために開発されました。boidは、bird-oidを略した造語です。-oidは、android(アンドロイド:人造人間)のように、「~のようなもの」という接尾語で、それが鳥に接続して、「鳥のような物体」という意味合いになっています。
このモデルの基本はとても簡単です。鳥一羽一羽は、次のような簡単な3つの規則で行動するものとしてモデル化されています。
分離(Separation)
鳥は自分の近くにいる別の鳥と離れようとします。これは他の鳥と衝突しないようにするための行動です。
整列(Alignment)
鳥は自分の近くにいる群れと同じ方向に飛ぼうとします。よく群れで飛んでいる鳥を見かけますが、これを群れが進む方向に自分も進むという規則で表現します。
結合(Cohesion)
鳥は自分の近くにいる群れの中心に集まろうとします。群れようとする習性を表すためのものです。
他にも様々な規則を考えることができますが、この3つの行動規則がもとになっています。-- 以下略 --
…との事であります。
ふ~ん、
>鳥の群にはリーダーはいない。
>そして、リーダーの指示や、仲間同士の意思疎通もない。
>瞬時に意思疎通を計るような能力もない。
とは、意外ですネ。と、言う事は、鳥という生き物は、特に頭が良い訳でもなく、身体能力に優れている訳でもなくて、本能に従って日々生きていると言う事なんですねぇ~
それにしましても、統制が取れ、整然とした飛行隊列はキレイですし、実にお見事です。もっと数が多く、100羽程度の集団で飛来しますと、空飛ぶ絨毯に見えるかも分かりませんネ(^-^)//"
GONsan のホームページ ↓
日本全国通過旅 (http://gon.mbsrv.net/)