先日の木曜日、崇興寺住職の〝祖父母7・33回忌法要〟で崇興寺行きのGONsanでした。
法要を終え、法事の席で〝H1法話グランプリ2023〟の話題が出ておりましたけど、住職も、事前審査で選ばれました45歳以下の僧侶8人の一人に選ばれまして、今回初めてステージに(^_^)v
当日の法話の内容をWEB上で捜してみましたら、枝広住職の法話は、こんな内容でありましたようです(^-^)
◆H1の大きな見どころ。審査員のコメント
--- https://so-shin.jp/kokorone-web/h1_2023/ ---
コンペティションの格は、審査員が決めると言っても過言ではありません。
エピソードZERO(2019年須磨寺開催)から審査員長を務める釋徹宗さん(相愛大学学長・浄土真宗本願寺派如来寺住職)を筆頭に、檀ふみさん(俳優)、いとうせいこうさん(作家・アーティスト)、宮崎哲也さん(評論家・コメンテーター)、露の団姫さん(落語家・天台宗僧侶)といった豪華な面々が、審査員席に並びます。
法話をより深く味わうためにも、審査員のコメントはH1の大きな見どころです。特に、審査員長・釋徹宗さんの鋭いコメントは、10分間で語りきることのできなかった部分を補足する役割を担い、H1界では「慈悲深い激詰め」と言われているとかいないとか。
◇8.倶会一処。お浄土でまた会える、いま会える。
浄土真宗に「倶会一処」ということばがあります。「同じ場所で、ともに会う」。その場所とは、阿弥陀如来さまに見守られる極楽浄土です。
あなたにとって、極楽浄土とはどんな場所でしょうか?『浄土三部経』には、それはそれは絢爛豪華な世界が描かれていますが、枝廣さんの法話に触れたわたしは、なつかしい人たちが車座になってワイワイやっている、あたたかい日差しに包まれる陽だまりのようなぽかぽかとした場所を思い浮かべました。
そんな陽だまりに、枝廣さんが往生します。仏さまの仲間入りです。
「おうおう住職。あんたもようやく来たんか。まあまあ、ここに座りいや」
こう語りかけるのは、僧侶になりたての16歳だった枝廣さんが、はじめて出仕したお葬式の故人さま。
「あんたあ、わしの葬儀の時、ひどかったのお」
参列者の足を踏んだり、お経を上手く読めなかったり、足をしびらせたり、まさに踏んだり蹴ったりの僧侶としての初陣について、懐かしそうに語り、笑いあう姿が目に浮かびます。
そしておじいさんは最後に、「でも住職、あんた、ようがんばってきたな」と、思春期の真っただ中にありながら、お寺の世界に生きることを覚悟した枝廣さんの生きざまを、労ってくれるのです。
枝廣さんの次のことばが、とっても印象的でした。
決してね、充分なことはできんのです。全然至らんけれどもね、命を終えたそのときに、迎えて下さる方がおられるんだな。そう思ったらね、もうちょっと頑張っていかにゃならんな、ってなことを思ってます。
真宗の教えは、いまを生きている人のための教えだと、枝廣さんは力説します。
阿弥陀如来さまが、そして仏となった亡き人たちが、わたしたちを見守り、待ってくれている。だからこそ、いまを一生懸命に生きられる。
時におかしく、時にしみじみと、おだやかで心地のよい語りから繰り出される浄土真宗のありがたい教え。トリにふさわしい、心あたたまるお見事な法話でした。
…と、こんな記載がありました。
〝H1法話グランプリ2023〟は、12/2(土)に開催されましたけど、このグランプリでステージに立ちました枝広住職の話題は、本日の中国新聞朝刊の『洗心』でも取り上げられておりました。
小学校卒業前に住職であった父を亡くし、祖父が住職に復帰。そして、大学卒業と同時に住職に就任し現在に至っておりますけど、この間には、色んな方々に支えられながら気苦労も多かったものと思います。
お墓離れ・お寺離れが静かに進行して行きます中、若手僧侶の皆様と共に、檀家の皆様・若者の皆様も交え、今後のお寺の進むべき方向を模索。この過程で、色んな新しい取り組みを、中国新聞sanにも何度か記事で取り上げて貰っております。
出る釘は打たれる…こんな一面も避けられませんけど、枝広ご住職には、今まで通り、志を同じくします良き仲間と共に、ご本人の信じます道を力強く歩んで貰えましたら嬉しいですネ(^-^)//"
GONsan のホームページ ↓
日本全国通過旅 (http://gon.mbsrv.net/)