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 WEB上で、〝中央ポンプ場〟を検索しますと、こんな記載もありましたネ(^.-)☆

 ◆福山市における下水道管路の老朽化対策

 --- http://hinkakukyo.jp/local/pdf/201004-13.pdf ---

 本号地域特集は広島県福山市の下水道事業および管路の老朽化対策をレポートする。PartⅠでは松浦昭夫・下水道部長に下水道事業の経緯や特徴、これからの事業展開等を中心にお話を伺った。PartⅡでは松浦部長、戸原武士・建設第2課長、井上憲治・庶務課長、河野道之・建設第2課課長補佐に、管路の老朽化対策に関する現況や今後の展開、管更生の考え方等を取材した。

 PartⅠ インタビュー
 下水道事業の取り組み
 福山市建設局 下水道部長 松 浦 昭 夫 氏

 ◇下水道事業の経緯、特徴

 昭和27年に下水道事業に着手
 普及促進、浸水対策に注力

 福山市の下水道事業は昭和27年に着手し、戦災復興事業と平行してJR福山駅を中心とした市街地の整備を行ったのが始まりです。そして、昭和38年に新浜処理場(現:新浜浄化センター)の建設に着手し、昭和41年9月に一部供用を開始しました。その後、
昭和51年に松永処理区の事業認可を受けて西部地区の下水道整備に着手し、昭和53年には芦田川流域下水道関連・芦田川処理区の事業認可を受け新浜、松永処理区を除く区域の下水道整備に着手しました。
 松永処理区は平成4年、芦田川処理区は昭和59年に供用開始しています。早期に下水道整備を行った新浜処理区は大部分を合流式、松永、芦田川処理区は分流式を採用しています。
 新浜処理区に着手してから約57年が経過しましたが、平成20年度末整備状況(表1参照)は、行政区域人口約46万4,000人に対し、整備区域内人口は約30万2,000人。処理人口普及率は65.0%となっています。
 また、現在、浄化センター2ヵ所、汚水中継ポンプ場8ヵ所、雨水ポンプ場19ヵ所(うち1ヵ所は建設中)、下水管路(汚水管)約1,420kmを有しています。
 本市は平成の大合併で内海町、新市町、沼隈町、神辺町を編入しました。処理人口普及率は、旧福山市は約73%と全国平均並みの水準ですが、これら編入した旧3町(内海町は漁業集落排水)の平均普及率は29.2%とまだ低い状況です。従って今後、できる
だけその格差を解消していかなければいけないと考えています。
 また、本市を流れる芦田川は中国地方の一級河川の中で、水質がワースト1位という状況が続いています。芦田川は河川流量が少ないうえ、流域で生活している人口が多いため、なかなか水質改善が思うように進まない状況ではありますが、それでも徐々に水質改善を図ろうと、「芦田川清流ルネッサンス」などの取り組みを重点的に進めているところです。
 一方、市街地が遠浅な海を干拓し、新田開発をした低湿地帯の上に広がっているため、自然排水がほとんどできないという特徴があります。そのため、度重なる浸水被害に悩まされており、汚水整備とともにポンプ場や雨水幹線の整備など浸水対策にも取り組んでいます。

 ◇下水道事業の課題
  重点施策とその取り組み状況

 浸水対策と併せて合流改善にも取り組む

 先述の通り、下水道事業における現下の大きな課題の一つは浸水対策です。特に中心市街地の下水を排除する新浜処理区は合流式下水道で整備され、その後、都市化の進展に伴い1時間15mm程度の降雨でも浸水被害が発生する状況です。そのため、平成
8年度から増補管(計画延長約7,600m)の建設に着手し、平成14年度までに約4,340mを建設しました。
 また、平成17年度には中央ポンプ場の建設に着手し、平成22年度末に、計画している4台のうち2台の供用を予定しています。これにより、本市の整備基準である1時間42mm(7年確率)の降雨に対応することを目指しています。なお、増補管は中央ポンプ場が供用するまでの間、貯留管として暫定供用し、浸水被害軽減に効果を発揮しています。
 また、浸水対策とあわせて合流式下水道の水質改善対策にも取り組んでいくことにしています。合流改善は、下水道法施行令の改正により、平成25年度末までに対策を講じるよう義務付けられていますが、本市では平成23年度から雨水滞水池と高速ろ過施設を整備し、放流水質の改善、未処理放流回数の削減を図ることにしています。実は当初、雨水滞水池のみによる対策を計画し、その場合、雨水滞水池の容量は1万7,000㎥と見込まれていたのですが、㈶下水道新技術推進機構に経済的な整備手法を検討していただいたところ、高速ろ過施設を併用することで雨水滞水池容量を8,000㎥にできるということになり、その手法を採用することになりました。
 この合流改善施設は平成25年度末の完成を予定しています。そして、新浜処理場や圧送管等は供用開始から長い年月が経ち、かなり老朽化しているため、合流改善施設が完成した後に廃止し、新浜処理区は流域関連公共下水道・芦田川処理区に編入することにしています。
 主要事業の当面の目標ですが、下水道普及率については平成20年度末65.0%を平成23年度末68.0%に、浸水対策については平成20年度末51.3%を平成23年度末52.0%に向上させることにしています。
 一方、少子高齢化時代に入り、本市でも将来の人口減少が見込まれています。そうしたことも踏まえ、全体計画の見直しを行い、平成23年度には全体計画を改訂したいと考えています。
 本市の下水道事業費は近年、概ね65億円程度で推移しています。その内訳は、平成21年度事業で見ると、汚水対策が約40億円、浸水対策が約25億円となっています。現在の中心的な取り組みは普及促進、浸水対策、合流改善ですが、今後は地震対策や老朽化施設の長寿命化対策も進めていかなければいけませんので、限られた予算の効率的な執行に努めたいと考えております。
 (長いので、以下、省略)

 …と、こんな記載ですけど、これは、2013年に投稿されました記事なのかも…

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