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 四国最古級という事が分かって来ています「うのべ山古墳」ですけど、この古墳の発掘はまだされておりませんとの事。
 未発掘とは予算の関係も有るのかもわかりませんけど、盗掘もされていませんでしょうから、将来の発掘調査が楽しみではありますねぇ~でも、いつまでも未発掘のままなのかも(^-^)
 そもそも古墳は、時の権力者のお墓ですから、見栄えも随分考慮し造られているでしょうし、この「うのべ山古墳」も、海辺から見える方向部分だけ大きく造られており、後円部の裾も広げてあるようですからチョッと笑えます(^-^)
 そもそも、「前方後円墳」の〝向き〟は特に無いようですから、後円部が東西南北のいずれに向こうと構わないのだと思うのですけど…
 古墳ド素人のGONsanが勝手にそぅ思っているだけかも分かりませんので、チョッとWEB上で確認です。
 うん、うん、こんな記述がありましたネ(^.-)☆

 ◆Yahoo! JAPAN 知恵袋
 --- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1275376312 ---

 ・2011/11/13 17:57
 前方後円墳の向きってありますか?写真だと円の部分が大体北から西にかけて向いてるのですが…
 出来るだけ詳しくお願いします

 ・ベストアンサー
 -- オニイサンさん 2011/11/13 19:13 --
 日本の墳墓の中で、前方後円墳の場合は特に固有の方角を向いているのが特徴です。従って「向きってあります」。固有の方角が其処に葬られた故人の命日をメモリアルしていました。従って、固有の方角が決め手になります。
 ところが、ニュースや観光ガイドとか歴史書では、有名な古墳を写真にします。しかしそのような写真を見れば、形だけで肝心の方角が殆ど明示されていません。
 写真を撮る場合は、円の部分を軸にしたほうが「様になる」と即断しての事です。従って其れを見た私たちは、一般市販の地図の上が北なので、写真の場合も「上が北だろう」と想像する事になります。しかし実際に各地の古墳を調べて行けば、決して「円の部分が大体北から西にかけて向いてる」ケースだけでは有りません。
 実際は各々が360度の方角の中の特定の方角を黙示しています。
 更に詳しく云えば、1年が366日ありますから366度の角度で固有の命日を地形に築きあげて黙示したのが古来太陽信仰の日本の葬法であり、墳墓の様式でした。
 ただ現在の日本の考古学は西洋史観による埋蔵文化財と云う見方が基本の為、太陽の位置や角度については無関心であり、特に現在の物質万能科学信仰の人たちは、「方位は迷信であり非科学的だ」と誤信しているために此の回答も無視される事でしょう。
 でも古墳には各々個別の方位が有った事実を知れば、埋葬された被葬者が誰かが明確に判明するのですから面白いですよ!!

 …と、こんな記述が。
 分かったような分からないような〝アンサー〟ですけど、要するに『向き』は自由と言う事なんでしょうねぇ~
 この後で向かいます「富田茶臼山古墳」も、東西南北に関係なく、当時の街道から眼にして見栄えの良い感じで造られていますようであります(^.-)☆
 それでは、この辺で〝うのべ山古墳〟とお別れで、次は〝富田茶臼山古墳〟に向かいます(^-^)//"

 ◆富田茶臼山古墳

 古墳時代前期後半になると、津田湾沿岸部における首長墓の築造活動は終焉します。入れ替わるように、中期初頭に内陸部に出現したのが、富田茶臼山古墳です。全長139m。四国最大の古墳です。
 津田古墳群においては、前期中ごろから徐々に畿内地域の影響が強くなり、そして、富田茶臼山古墳ではさらに発展します。畿内の巨大古墳とは以下の共通点が指摘されています。
 ①三段に築造された墳丘。②周庭帯と周濠の存在。③陪塚(三基の方墳)の存在です。墳丘からは円筒埴輪、朝顔型埴輪、形象埴輪等が発見されています。埋葬施設については未調査です。
 富田茶臼山古墳は南部から下ってくる尾根の先端を利用して墳丘を築造しています。通常は尾根の主軸を墳丘の主軸として築造するのですが、この古墳は尾根の主軸と墳丘の主軸が直交しています。古墳の側面(北側)を意識した造りになっています。これは三基の陪塚の位置関係からも伺えます。
 なお、後円部登り口横に、弥勒菩薩の石仏が祀られています(西岡の弥勒菩薩)。かって古墳そばの池から出土し、のち現在地に移し祀られたそうです。鎌倉時代後期から南北朝時代の間の作と推定されています。さぬき市指定有形文化財(彫刻)に指定されています。

 -- 当日貰った〝備陽史探訪の会〟資料より --

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