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 ◆松尾神社

 祭神は大山くい神(オオヤマクイノカミ)1756年の建立である。
 昔、荒尾という武芸者がおり狼の子を養育していた。ある日、狼を連れて山に猟に出かけた。荒尾が山中で倒れた大木に腰を掛け、一休みしようとして煙草を吸わんとした時、狼がけたたましく吠え出し主人の荒尾に噛み付くような行動に出た。荒尾は狼が山に帰ったことから野生の本能をあらわしたものと思い、うるさいので刀を抜いて狼の腰を切り殺害してしまった。再度大木に腰を掛けようとすると、大木が急に動き出したので驚いてよく見ると大木に見えていたのは大蛇であった。
 荒尾が山から帰り寝ていると、狼が夢枕に現れ「我は腰を斬られて死せり。我は大明神の化身なり、神として我を祀るならば里人および腰の病気の治療に効験あるべし。」との拓宣を告げた。夢から醒めた荒尾は狼が自分を助けようとした経緯を知り、そこで現在の地に社殿を建立して丁寧に祀った。

 --- 水呑歴史民俗資料保存会 ---

 ◆備後の歴史を歩くコミュの洗谷松尾神社

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 洗谷松尾神社(あらいだに まつお)福山市水呑町洗谷に鎮座する。
 広島県神社誌には祭神「大山咋神(おおやまくいのかみ)」と記されているだけで由緒等は不明である。
 神社に設置されている石碑によると、創建は宝暦六年(1756年)11月に建立したとされる棟札があるそうだ。伝承として次の話が紹介されている。

 昔、荒尾という武修者が狼の子を飼っていた。ある日狼を連れて山へ狩りに出かけ、横たわっていた大木に腰掛けタバコに火を付けた途端、狼が吠えだし噛みつこうとした。
 武修者は狼が野生に戻ってしまったと思いこみ切り殺してしまった。再び大木に腰掛けようとしたら大木は急に動き出しだ。驚いてよく見ると大木は大きな蛇であった。
 ある日夢枕に狼が立ち、「我は腰を切られて死んでしまった。松尾大明神の化身なり。我を祀れば腰の病を治せる、祀らなければ祟る」と告げた。そこで狼を切った場所へ宮を建て祀った。「腰の病気にはよく効く」と評判になり参拝者が供えた御神酒の数は近郷随一といわれた…とある。
 腰痛をお持ちの方は一度参拝されてみればいかがでしょうか。祭神である大山咋神は比叡山の守護神で、全国に散らばる日吉大社・日枝神社・京都松尾大社、山王神社等の主祭神だ。
 「夢枕に立った松尾大明神の化身」とは京都西京区に鎮座する式内社松尾大社の祭神、大山咋神のことだ。本殿は廻縁が付く一間社流造り銅板葺き屋根に千木と三本の鰹木がのせてある。拝殿は入母屋造り本瓦葺き屋根で向唐破風向拝を持つ。

 …と、こんな松尾神社であります。
 挿入の中国新聞san記事の画像は、もぅ7~8年前に朝刊紙上に掲載されたものであります(^-^)//"

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