「明円寺・医王寺」に向かいます参道の両側の民家の軒先には、こんな賑やかな飾り物が…これは、何なんだろう?…と、いつも思うのですけど、これは何で吊り下げられていますのでしょうねぇ~
この上り坂の参道を進みますと、明円寺の山門が…早速、山門を潜り境内へ。
◆明円寺((福山市)
--- 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』---
明円寺(みょうえんじ)は、広島県福山市にある真宗大谷派の寺院。山号は松江山。本尊は阿弥陀如来。
・歴史
承久年間、沼隈郡山田村に建立された小坊が始まりとされる。当初は天台宗であったが、暦仁元年(1238年)山南村(現・福山市沼隈町)光照寺の明光の導きで浄土真宗に改宗。文明年間、山田村領主から日蓮宗への改宗を迫られたが改宗を拒み、鞆の浦に移転した。
石山合戦時は、10代住職長存が備後門徒を集め、「進者往生極楽、退者無間地獄」の旗を掲げて奮戦し、東本願寺設立にも尽力した。その功績により本願寺12代教如から「松江山明円寺」の寺号を賜った。
◆明圓寺
--- https://tomonoura.life/spot/12649/ 鞆物語 ---
承久年間、沼隈郡山田村に建立された小坊が元とされています。当初は天台宗を奉じていましたが、1238(歴仁元)年、山南村光照寺の明光上人の導きで真宗に改宗しました。
鞆の浦への移転は文明年間、山田村の領主に日蓮宗への改宗を迫られ、これを拒否した直後のことです。戦国時代末期にあった織田信長と本願寺の戦い(石山合戦)では、住職の長存が備後門徒を集め、「進者往生極楽、退者無間地獄」の旗を掲げて奮戦し、その後は東本願寺設立にも尽力しました。「松江山明圓寺」の寺号はこれらの功績により、教如上人から授けられたものです。
・鞆の浦に根を張る、生きたお寺
開祖親鸞聖人存命の頃から一貫して念仏の教えを説き、権力にも膝を屈さず、地域の門徒と共に歩んで来たこのお寺は、今も人々に教えを説き、悲喜を共にし、安心の源であり続けています。鞆の浦の諸寺の中で、最大の檀家数を持つとも言われる明圓寺。お墓の数も膨大で、明治時代に活躍し、フランス人ボクサーとの異種格闘戦でも勝利した力士「鞆の平」もこのお寺に眠っているとか。
◇海を臨む墓地に、今日も南無阿弥陀仏の名号が響く
・鞆の浦に二つだけ、江戸初期の梵鐘
明圓寺の梵鐘は、鞆奉行萩野新右衛門らの寄進によって1644(寛永21)年に作られました。この時代に作られた鐘は、江戸末期と第二次大戦時の二度の金属供出でほとんどが失われ、鞆の浦でも残っているのはここと、阿彌陀寺の二箇所だけです。朝鮮鐘の形式が取り入れられた江戸初期の貴重な鐘。大晦日には除夜の鐘としてつくことができるそうです。
◇腰袴式の優美な鐘楼が、境内に気品を添えて―
…と、こんな明圓寺であります(^.-)☆
ここには、三桝正典sanの作品が展示されておりました。WEB上で「三桝正典」sanを検索しますと、こんな記載がありました。
◆三桝 正典(Masanori Mimasu)
・作家紹介/Artist Information
三桝正典は、ジャパニーズ・モダンをテーマに、お寺や美術館・資料館の中にある和の建物の空間を彼の現代アートで埋め尽くす試みに取り組み、精力的に作品を発表してきた。
新たにジャパニーズ・モダンをテーマに様々な桜を描き発表。また、東山三条の古川町商店街の依頼で三桝が手がけた屏風も併せて展示。ギャラリー白川ではこれまで6回の個展を開催。
・略歴/Biography
広島県生まれ。1983年高知大学教育学部特設美術過程(版画科)卒業。
2012年、桜下亭(広島:重森三玲作庭茶室)白雪楼(蘭島閣美術館・広島)。
2013年、瑞峯院(大徳寺・京都)明喜庵(爽籟軒・尾道)ひろしま美術館壁画(広島)。
2014年、明星院(広島:上田宗箇流和風堂写)、和心庵(広島市植物公園)。
2015年、頼山陽史跡資料館居室(広島)、露滴庵(国宝浄土寺・尾道)。
2017年、洗心庵(なかた美術館・尾道)龍泉山西性寺(鳥取県大田市)他。現在広島女学院大学文学部幼児教育心理学科教授。
◆三桝 正典(みます まさのり)
(美術家・広島女学院大学児童教育学科教授)
--- https://jakyosai-hiroshima.jp/hiroshimawindow/profile/1310/ ---
1960年 広島に生まれる。
1994年 第3回公募広島の美術展(大賞・広島市現代美術館)、第5回TAMON賞(優秀賞・柏市文化会館)、第5回青木繁記念大賞展(奨励賞・石橋美術館)
2012年 「アートイン白雪楼」(蘭島閣美術館・白雪楼)
2012年~各地にて襖絵・掛軸・屏風制作公開展示
2019年 「三桝正典 ジャパニーズ・モダン展」(美術館あーとあい・きさ)
2020年 「印象派のいろは展」新作襖絵・屏風特別展示(ひろしま美術館)
…と、こんな方でありました(^-^)//"
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