ど根性樫(御霊木)を通り過ぎ、また暫く進んで行きますと、左側前方に竹で組まれた堤のようなモノが…
竹ですから池の堤でもないでしょうし…砂留なのかも分かりませんネ。
で、確認のため近付こうとしましたが、雑草・樹木に遮られ、おまけに蛇でも出そうで、近付きますのは断念でした(^-^;
上り道に戻り、また進んで行きますと、「愛宕大権現(天狗の面)」にと、到着です。
社の壁面には「天狗の面」、そして、軒下には「愛宕大権現(天狗の面)」の説明板が…これには、こんな説明がありました(^.-)☆
◆草戸・川西歴史街道 散策路 <7-2>愛宕大権現(天狗の面)
--- 草戸の歴史を愛する会 ---
愛宕権現(あたごごんげん)は愛宕山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の尊称である。修験道(しゅげんどう)は、山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とし、この実践者を修験者または山伏という。
愛宕社正面の木製額には稲荷大明神、愛宕大権現、役行者(えんのぎょうじゃ)菩薩が祀ってあり、神仏混沌としている社は少ない。役行者菩薩(634~)は呪術者(じゅじゅつしゃ)で超自然的な方法で思いをかなえる修験道の開祖である。山岳信仰はのちに真言宗、天台宗に結びついていった。菩薩は一本歯の高下駄をはき、前後に前鬼(大天狗)、後鬼(子天狗)を伴った。
毎年春に紫燈(さいと)護摩火渡修行の「愛宕山大祭修行」が開催される(写真)。
紫燈護摩とは、山伏が護摩木で大きな壇を組み、それを燃やし炎の中に不動明王を観じ、祈祷することである。
-- 2013年10月 この事業は、福山市協働のまちづくり基金を活用して実施しています --
…と、こんな「愛宕大権現(天狗の面)」であります。
愛宕社の堂内には、愛宕大権現の本地仏である勝軍地蔵菩薩と役行者像が安置されているようであります。
西備草戸中道山明王院真景には「鎮守三社」と記されているとの事であります(^-^)//"
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