畳敷きの各和室に作品は展示。訪れておられます方もさほど多くはありませんので、写真を撮らせて頂きながら、ゆっくり順番に拝見です(^.-)☆
◆木工芸
* 私だけの天然の一文字
お宮・お寺の参道また山道でしか見られない枯木です。
人に踏まれて何百年、階段と成り、水止めと成り変形した松の根っこです。
天然の一文字。
今の参道等は舗装に変わり、地面を見るところもまれになりました。
◆綿花から作った手作りセーター
畑のある方に、「わたの種」を植えていただき、福祉施設(神原こうじクリニック介護予防通所リハビリテーション)で、「たね」と「わた」を分ける作業をゆび先のリハビリとしてしてもらい、「糸」として、その後つむぎ、セーターに編み上げました。
5年の歳月をかけ完成させた、夢かなったひと品です。
--- 夢の仲間たち ---
◆ごあいさつ
* 企画展~風待ち月の「手作り作品展」
風を恋しく待ち、ほんのささやかな風にも喜びを感じることができる「風待ち月」(6月)の季節に、一般公募し、心を込めて作られた手作りの作品(木工芸・陶芸・ステンドグラス・手工芸)
を、当館の庭園を眺める和室に展示いたしました。
この度は、13名と2グループの方々の、日々こつこつと心込めて手作りされてきた作品を、作られた方の思いのコメントと共にも見ていただきたいと思います。
また風光明媚な沼隈の地に、個展・グループ展の出来る貸し館(枝広邸)があねという事も、多くの方々に知っていただき、文化発信の手助けになればと企画いたしました。
どうぞ皆様、心地よい風を感じ、初夏の庭園を見ながら、ごゆっくりご観覧ください。
--- 2022年(令和4年)6月11日 福山市ぬまくま文化館(枝広邸) ---
ふ~ん、「風待ち月」は、季語で『6月』なんですねぇ~WEB上で『風待ち月』を検索しますと、こんな記載が…
◆3月は「夢見月」6月は「風待ち月」など、月の名前には素敵な別名があるんですよ。
--- https://todawara.hatenablog.com/entry/2020/11/12/151626 ---
暦の上での月の名前と言えば、「睦月・如月・弥生・卯月・皐月・水無月・文月・葉月・長月・神無月・霜月・師走」という呼び方が一般的に良く知られていますが、実はこれ以外にも月の異名って沢山あるんですよ。
たとえば、1月をとってみましても睦月の他に、祝月(いわいづき)とか歳初とか、その他にも正月、屠蘇などなど…
一つの月の別名が、和風の物や中国風の物を合わせると、何十個もあったりするんです。
そこで、今回はその中でも「この呼び方って素敵!」と私が感じた月の異名を3つずつセレクトしてご紹介いたします。
(中略)
6月(水無月) -- 風待月(かぜまちづき)・涼暮月(すずくれつき)・鳴雷月(なるかみつき)
「みなづき」の「な」は「の」という意味なので、「水無月」は水が無い月という事ではなく、田んぼに水を張る「水の月」を表わしてます。
夏になり、暑くなってきて、風が吹いてきてほしいから「風待月」(かぜまちづき)という名前もあります。
「風待月」って素敵な名前ですよねえ…
真っ青な夏の空の下に翻る、真っ白いヨットの帆を思い浮かべてしまいます。
「涼暮月」(すずくれつき)という呼び名もロマンチックですねえ。ゴロゴロと雷雨の多い「鳴雷月」(なるかみつき)の雨上がりに涼しい夜風が吹いているような感じですね。
6月って、格別カッコイイ異名に恵まれてる気がします。
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