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 以前から、孫達のママの母上が、ステンドグラス作りを嗜んでおられる旨聞いておりまして、先日、孫達の来訪時でしたか…「沼隈の枝広邸で『手作り作品展』に展示している…」との事。
 そぅ言えば、つぃ最近、枝広邸での「手作り作品展」の記事を中国新聞朝刊で眼にしましたような…
 で、急いで捜してみましたら、うん、うん、ありましたネ。6/14(火)の朝刊に、記事掲載が(^.-)☆
 展示は、6/19(日)までとの事でしたから、6/18(土)には、早速、嫁さんと鑑賞に出かける事となりました(^-^)/
 でも、「枝広邸」とは、どんな建物なんでしょう?…出掛けます前に、WEB上で事前学習となりました(^-^)

 ◆そこかしこに、伝統文化を伝える「福山市ぬまくま文化館(枝広邸)」

 --- http://www.sky-net.or.jp/edahirot/ ---

 ようこそ
 枝広邸は幕末から三代続いた開業医の邸宅を改築し、地域のコミュニティーの場として皆様にご利用いただける施設です。どうぞお気軽にご利用ください。

 ◇福山市ぬまくま文化館
 〒720-0313 広島県福山市沼隈町大字常石2323番地2
 TEL・FAX:084-987-0003 Mail:edahirot@sky-net.or.jp
 ◇開館時間 9:00~17:00
 ◇入館無料
 ◇休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日が休みになります)

 ◆枝広邸(福山ぬまくま文化館)について

 --- https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000191239/ ---

 江戸時代の幕末より三代続いた、歴史と文化の薫りがする個人開業医の邸宅の枝広邸。親族の協力を得て福山市が買い取りリノベーションをし、「福山市ぬまくま文化館」の名称で、地域のコミュニティーの場となっている。
 日本特有のわびさびの心を伝える花見や月見での茶会、ひな人形展や陶芸展といった文化的なイベントを定期的に開催。
 敷地の大きさは約450坪あまり、数寄屋造りの和室に2畳の広さの茶室「清泉堂」や展示室、図書室などが備わっている。

 ◆福山市ぬまくま文化館(枝広邸)庭園について

 --- https://oniwa.garden/fukuyama-city-edahirotei/ ---

 「福山市ぬまくま文化館(枝広邸)」(ふくやましぬまくまぶんかかいかん・えだひろてい)は当地で江戸時代から続いた町医者・枝広家の旧邸。現在では地域のコミュニティ施設/文化施設として活用。
 和室及び茶室は、数寄屋建築/茶室研究の第一人者・中村昌生の設計、庭園は『足立美術館』でも世界的に有名な中根金作の作庭。
 知ったきっかけは確か中根金作の作庭実績から。福山市で中根庭園と言うと『神勝寺 禅と庭のミュージアム』ですが、他にもあったのか…!しかもこの沼隈支所のある地域、神勝寺⇒鞆の浦へバスで移動した時通過してたよな…。
 その後、建築も中村昌生の作と知り「行かねば…!」と思っていた場所。2021年春に初めて訪れました。

 江戸時代以前は港町『鞆の浦』から程近い農村として、近代~現代には常石造船を筆頭とした工業の町として発展した旧・沼隈町。
 枝広家は沼隈で幕末から三代目まで続いた開業医でした。昭和の終わりにその邸宅が沼隈町に寄贈され、1987年(昭和63年)に開館。2005年に福山市への合併に伴い現在の施設名に改名。
 和室(主屋)と茶室“梔子庵”、お座敷から眺める枯山水庭園は開館にあたって新築/作庭されたもの。
 “梔子庵”(くちなしあん)の命名は滋賀県の『永源寺』管長・篠原大雄老師。中根金作・中村昌生両名が携わった『神勝寺』が臨済宗永源寺派の寺院(で、滋賀・永源寺から移築されたお堂がある)ので、神勝寺からの流れで枝広邸の依頼もあったんだろう。(そういう意味でもセットで訪れることをオススメしたい場所)

 一方で。主庭園および茶室“清泉堂”は幕末~明治期に造営されたものが残ります。こちらが素晴らしい!
 築山の上に鎮座する二畳のお茶室・清泉堂。敷地外から見ると月と星の透かし彫りがかわいい。そしてそこに至るまでの園路が…渓谷のような深い池が掘られ、渓谷の景勝地を表現したような石組で土留めされ、石橋を渡り岩穴(トンネル)をくぐって茶室へと至る。
 あえて複雑に作庭された庭園と、二畳のシンプルな茶室のバランス…。近代の先人のセンス、世界観!現在見られるセメントのブロックやなんかは昭和末の開館の際に補強・補修されたものなのかなあと想像するけど。その庭園の範囲内以上に迫力を感じる庭園。繰り返しになるけど、『神勝寺』と併せて訪れるべき庭園。

 ※ なお竹原市の『旧森川邸』に沼隈から移築された大座敷があるので。往時の沼隈には他にも立派な邸宅や日本庭園があったのだろうなあ。
 (2021年5月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

 …と、こんな「福山市ぬまくま文化館(枝広邸)」のようであります。
 到着しますと、5~6台駐められます所定の駐車場は満車でしたけど、周辺には結構駐車スペースが有りますので、近くの駐車スペースに適当に路上駐車です(^.-)☆
 それでは、入館です(^-^)//"

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