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 これは、町内会の回覧なのでしょうか…
 嫁さんが手にしておりましたので覗いてみますと、ふ~ん、「国宝・明王院本堂の一般公開」の案内文書のようですねぇ~
 時たま、明王院本堂・五重塔…等の一般公開がありますけど、滅多にありません機会ですから、出掛けてみたい気持ちにも(^.-)☆
 ですが、いつも写真撮影は不能ですから、どぅしたものか暫し思案のGONsanです。近年は、美術館・博物館…等での写真撮影はOKのケースも増えて来ておりますから、念のために明王院に問い合わせてみます事に(^-^)
 結果は、予期してはおりましたけど、今回もまた写真撮影は不可との事でありました(^-^;
 つぅ事は、今回の一般公開もまたGONsanは、パスします事になりますねぇ(^-^)//"

 ◆国宝 明王院五重塔

 この塔は貞和4年(1348)住持頼秀のとき、一文勧進の少資を積んで造られたことが、伏鉢の陰刻銘からわかっています。
 本塔の心柱が一層の天井で止まっており、全国的にも珍しい例です。
 手法も雄大で、南北朝時代の代表的和様建築です。
 また、現在全国の指定文化財塔22基のうち、法隆寺・室生寺・醍醐寺・海住山寺に次ぐ5番目の古さを誇り、中世密教寺院における現存唯一の遺例と言われています。
 初層内部は絢燗豪華な密教世界が広がり、四方の壁面に描かれた真言八祖行状図、仏壇上の中尊と四天柱三十六尊を合わせた金剛界三十七尊、長押・天井などには唐草文・花鳥・飛天などが極彩色で描かれ、さながら浄土の世界のようです。
 なお、表に五大虚空蔵菩薩像図、裏に兜率天曼荼羅図を描いていた仏壇の来迎図は、明治年間皇室に献上され、現在は東京国立博物館に保管されています。

 ◆国宝 明王院本堂

 本堂の建立は、昭和37・38年(1962・1963)に実施された解体修理により、内陣蟇股に墨書が発見され、鎌倉時代の元応3年(1321)の建立であることがわかりました。
 さらに現本堂の下に、本堂の前身と推定される掘立柱穴が点在する事が、発掘調査によって確認されています。
 様式は、全体的に和様の姿をとり、木割や細部には大幅に唐様を採用した折衷様で、外陣の輪垂木天井は極めて珍しい手法です。
 尾道の浄土寺本堂(国宝。1327年再建)とともに、瀬戸内海地域で最も古い折衷様建築物として貴重なものです。

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日本全国通過旅 (http://gon.mbsrv.net/)