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 それでは、順番に各古墳を巡ってみます。
 粟塚7号古墳近くに説明板が設けて有りますので眼を通してみますと、

 ◆粟塚5号古墳~8号古墳

 粟塚5号古墳~8号古墳は、横穴式石室を埋葬施設にもつ円墳で、墳丘の周囲には溝を巡らせていました。石室の床には、浅い排水溝が彫られているものもありました。
 早くから天井石や側壁の石が抜かれ、石室内の遺物もほとんど持ち去られていましたが、7号古墳の石室入り口付近では、須恵器の平瓶と杯が完全な形で見つかりました。
 これらの古墳は、石室のようすや見つかった遺物から、いずれも古墳時代後期~終末期(6世紀後半~7世紀前半)に造られた古墳と考えられます。

 古 墳 名 墳丘直径 周溝幅   周溝深さ   石室の長さ 石室の幅 石室の高さ
 5号古墳  8.0m (1.6~2.0m) (0.20~0.7m) 3.40m   0.9m   (1.05m)
 6号古墳  6.4m (0.8~1.5m) (0.25~0.3m) 3.63m   0.8m   (0.96m)
 7号古墳  6.0m (0.7~1.5m) (0.25m   ) 2.10m   1.0m   (0.95m)
 8号古墳  5.2m (1.7m   ) (0.30m   )  (1.7m)   1.0m   (0.74m)
 ※ ( )内は現存値、単位はメートル

 …と、こんな記載が。
 粟塚7号古墳・粟塚6号古墳を巡り丘の上に進みますと、頂上部に「粟塚3号古墳」が…
 ここにも、説明板がありました。

 ◆粟塚3号古墳

 粟塚3号古墳は、直径21m、高さ2.5mの円墳です。本格的な調査は行われていませんが、試掘調査では、墳丘中央部から粘土で木棺のまわりを覆った埋葬施設(粘土槨)が確認され、埋葬施設の真上から鉄片が1点見つかっています。
 また、環境整備に伴う発掘調査では、墳丘の周囲に幅約2m、深さ30cmの溝を巡らせ、溝は南東側で幅4m、長さ2mにわたって方形に張り出していることが明らかになっています。
 時代を示す遺物は見つかっていませんが、埋葬施設の様子から、古墳時代前期(4世紀)に造られた古墳と推定されます。

 …と、こんな古墳でありました(^-^)//"

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