コロナ記事20210524

 今朝の中国新聞sanの紙面に、こんな記事の掲載が…
 ふ~ん、福山市でも「生理食塩水を誤注射」の事例が発生のようですネ(^-^;
 一週間ばかり前にも、WEB上にこんな記事がありました。

 ◆ワクチン接種で5人に生理食塩水を誤注射 沖縄県浦添市

 --- 2021年5月16日 15時23分医療サイト 朝日新聞アピタル ---

 沖縄県浦添市は16日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、ワクチンの原液を希釈するための生理食塩水だけを5人に誤って注射したと発表した。健康被害の恐れはないとしている。
 市によると、15日に高齢者212人にワクチンを接種。原液が入った瓶に生理食塩水を加え、注射器に移して接種する手順だったが、誤って使用済みの瓶に生理食塩水を入れて使った可能性があるという。この日の接種後、予定人数分を用意していたワクチン入りの注射器が5本余っていたことから、誤りに気づいたという。
 誤接種した5人が特定できないため、この日接種した212人を対象に、抗体検査を行うとしている。現時点で体調不良の連絡はないという。(福井万穂)

 …と、こんな記事でしたけど、福山市でもこの事例と同様のようですねぇ~
 誤注射されました方への健康被害の心配は無いとの事ですから、安心はしますが…でも、この『生理食塩水』とは何なんでしょう?
 WEB上で検索してみますと、こんな記載がありました。

 ◆生理食塩水

 --- 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』---

 生理食塩水(せいりしょくえんすい)とは、ヒトの体液とほぼ等張に調製された、塩化ナトリウムの水溶液である。日本薬局方・処方箋医薬品では、塩化ナトリウムを0.9w/v%含有する食塩水を「生理食塩液」と定義している。日本では2005年4月1日の薬事法改正に伴い生理食塩水は処方薬扱いとされ、処方箋無しでの薬局店頭での販売ができなくなった。なお、生理食塩液などの名称で呼ばれる場合もある。

 ・生理的食塩水
 ヒトの生理的食塩水の事を、生理食塩水と呼んでいる。なお、所詮は浸透圧がほぼ等しいだけであって、体液の他の溶質については無視した溶液に過ぎない。したがって、その欠点を補うために、リンゲル液やタイロード液(英語版)やロック液(英語版)などが考案されてきた歴史を有する。

 ・ヒト

 1L(リットル)の精製水に対して、9 gの塩化ナトリウムを溶解させて作った食塩水を、生理食塩水と言う。こうして調製した生理食塩水は、ヒトの体液と等張である。ナトリウムイオンは1価の陽イオンなので、生理食塩水のナトリウムのミリ等量は、153.8(mEq Na+/L)である。
 ナトリウムの原子量を23.00、塩素の原子量を35.50とすると、ナトリウムのミリ等量は次の計算で算出できる。
 {9.000×1000×1/(23.00+35.50)}/1≒153.8 (mEq Na+/L)
 参考までに、生理食塩水のモル濃度は、次の計算式で算出できる。
 {9.000/(23.00+35.50)}/1≒0.1538 (mol/L)=153.8 (mmol/L)
 また、塩化物イオンは1価の陰イオンであり、ナトリウムイオンは1価の陽イオンであり、塩化ナトリウムの電離度は1と考えて良いため、その浸透圧は次の計算で算出できる。
 153.8×(1+1)=307.6(mOsm/L)
 なお、生理食塩水にヒトの血球を投入しても、ほぼ浸透圧が等しいため溶血は起こらない。ただし、ここまでの話はヒトの場合である。

 ・ヒト以外

 生物の種が異なれば、体液の浸透圧が異なる例もある。それぞれの生物の血液と等張に調製した食塩水を、生理的食塩水(せいりてきしょくえんすい)と言う。例えば、哺乳類では0.85 w/v%から0.9 w/v%程度が、生理的食塩水である。これに対して、両生類などの冷血動物では0.6 w/v%から0.7 w/v%程度が、生理的食塩水である。生物学の実験では、それぞれの生物に対応した生理的食塩水を用意する場合も有る。

 ・用途

 生理食塩水は、比較的安価に調製が可能であり、注射用の溶液だけでなく、傷の洗浄など外用でも用いられる。具体的には、細胞外液欠乏時やナトリウム欠乏時の輸液用の電解質溶液、麻酔薬や注射薬の希釈、粘膜・創傷面の洗浄などに使用される。
 生理食塩水の浸透圧は、ヒトの体液の浸透圧とほぼ同じなので、粘膜や傷口に対して浸透圧の差による刺激をほとんど与えないため、鼻洗浄などにも用いる場合が有る。さらに、豊胸手術の生理食塩水バッグ法などでも利用されている。
 また、ヒト以外の動物に対しても、生理的食塩水を調製する場合がある。研究のための用途としては、生物の臓器や組織を、一時的に生かしたまま保持する目的などに用いられる場合がある。

 …と、こんな記載が。
 う~ん、内容が難しくてよく分かりませんけど、何となく「人体に無害」である事は分かりましたような(^-^)
 でも、そぅで有りましても、人為的ミスでの誤注射とは、当の当事者にとられましては、決して快いものでもありませんねぇ~既に、他県でそぅした事例が発生していますのですから、防ぐ方法は無かったのだろうか…との素朴な疑問も生じます。
 いつになりますか分かりませんけど、6月以降にGONsanもワクチン接種となるのですけど、複雑な想いが生じますねぇ(^-^)//"

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