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 本丸の南端には土塁が築かれています。この南側は大堀切。
 土塁から南斜面には、ロープが張られた急な斜面があります。ロープに掴まりながら20mほど降りると堀切があり、更に反対側に登った先は出城へ繫がっていますようです。
 このロープに掴まり行ってみようかな…とも思いましたけど、滑ったら下まで落ちてしまいそうでチト躊躇。結局、断念となりました。
 本丸の南背後を土塁と大堀切、側面には畝状竪堀群と大きな竪堀が設けられていますようであります。
 猿掛城跡本丸跡より北東方面を展望しますと、左に妹山(せやま)や右に真備(まび)町妹(せ)集落が見えます。

 暫く本丸跡に留まり、遠い昔に想いを馳せておりましけど、ソロソロ退散で、下山です。
 「六の丸跡」まで下りて来ますと、そろそろロープが張られました難所ですから、留意して進まなければ…と思った途端に、斜面の積み重なった落ち葉に足を滑らせ、見事に転倒(^-^;
 思い切り尻餅をつき、尾てい骨を強打。手術後、まだ2ヶ月を経ましたばかりで、充分留意しなければならない箇所を強打ですから、もぅ真っ青のGONsan。暫く転倒したままで様子見となりまして、それから少しずつ起き上がろうとしますと、んっ!?、別段、違和感も痛みも不具合な状況も無く、無事、立ち上がれましたネ(^_^)v
 ですが、前進、歩行が恐ろしくて、まずは屈伸運動です。うん、うん、何とか正常で、ヤレヤレでしたねぇ~
 本丸跡の土塁のロープに掴まり、出城方向に向かってみたいと思いましたけど、断念して正解でした。もし、あの斜面で滑って落下でもしておりましたら、無事ではおれませんでしたかも\(^o^)/
 こんな下山となりましたから、もぅ写真なんぞ撮ってる余裕はありません。
 ひたすら、慎重に、下山有るのみ。
 無事に、ロープの張られた場所を下りましてホッとしていますと、下山道の左側方向の樹木の生い茂りました中で、「ガサガサ!!」「バキバキ!!」の激しい音が(^-^;
 イノシシですねぇ~こんな所でイノシシに遭遇しますと、もぅ、最悪。
 暫く息を殺して、立ち止まりますこと5分ばかり。10分ばかりは音を立てず動かずにいよう…とジッとしておりましたけど、この時間の長いこと(^-^;
 時計を確認しますと、ヤッと5分経過でした。
 イノシシと思われます音は、以降はありませんでしたから、また下山続行。
 ヤッと猿掛城跡への入口まで辿り着きまして、急いで入口のフェンスを開け、フェンスの外に出まして、また閉鎖。
 この時点では、尾てい骨強打の事はスッカリ忘れ去っておりまして、ただただ、無事下山の喜びのみでありました\(^o^)/

 車を駐めていました場所まで戻って来ますと、せっかく近くまで来たのだから…と、今度は、小田川の対面方向に存在します『吉備真備公園』に立ち寄ってみます事に(^-^)//"

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