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 一週間ばかり前でしたか…暖かくなって来ましたので、畑の草取りでもしなくては…と思いながら畑を見廻しておりまして、眼に入りましたのが片隅に遠慮がちに咲いておりましたこの赤い花。
 嫁さんが植えましたのか、風に運ばれて自然に生えましたのか分かりませんけど、三つばかり咲いておりました。
 で、早速、画像に納めようと、昼食後に再度眼を向けますと、残念ながら午前中の強風で凡て散っておりましたネ。
 その翌日、また覗いて見ましたら、前日同様に三つの花が開花です。昨日の事がありますから、即座にカメラを持ち出しパチリです(^_^)v
 この日の花も、また翌日には散っているのかも…と思いましたら、強風がありませんでしたから、しっかり残っておりました(^.-)☆

 WEB上で調べてみましたけど、「ヒナゲシ・ポヒー」なのでしょうねぇ~

 ◆ヒナゲシ

 --- 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』---

 ヒナゲシ(雛芥子、雛罌粟、学名:Papaver rhoeas)は、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草。グビジンソウ(虞美人草)、コクリコ(フランス語:Coquelicot)、シャーレイポピー(英語:Shirley poppy)とも呼ばれる。他のケシ科の植物も含めて単にポピーということもある。フランスやポーランドなどの国花として有名である。

 ・特徴
 ヨーロッパ中部の原産。畑の雑草、グビシンソウ(虞美人草)ともいう。
 耐寒性の一年草で、全体に粗毛が密生し、茎は直立し、草丈50センチメートル(cm)9-1メートル(m)位になる。葉は互生し、羽状に深い切れ込みがあり、裂片は線状披針形、葉縁は粗歯牙状になる。初夏に花茎を出し、上の方でよく分枝し、茎の先に直径5-10cmの赤・白・ピンクなどの4弁花を開く。現在タネとして売られているものには、八重咲きの品種が多い。ケシやオニゲシに比べるとずっと華奢で、薄い紙で作った造花のようにも見える。
 ケシとは、毛がないところと、葉に深い切れ込みがない点で相違があり、区別することができる。

 ・栽培
 ヒナゲシは、観賞用のオニゲシとともに栽培してよい種である。
 土質は選ばないが、排水がよい土地を選ぶ。移植を嫌うので、9月下旬から10月中旬頃に、花壇に直まきする。覆土はタネが見え隠れする程度でよい。かなり細かいタネなので、砂を混ぜて散布し、発芽してきたら間引いて、株間が30cmくらいになるようにする。

 ・利用
 生薬名はないが、咲いた花は花柄とともに採取して乾燥したものが生薬になり、咳止めに利用される。ケシにあるような麻薬成分は含まれていない。民間では、乾燥花を1日量2-4グラムを、水300ccで半量になるまで煎じた汁に砂糖を少量加えて、2-3回に分けて分服する用法が知られている。

 ・グビジンソウの名について
 グビジンソウ(虞美人草)名は、中国の伝説に由来している。
 秦末の武将・項羽には虞と言う愛人がいた。項羽が劉邦に敗れて垓下に追い詰められた時に、死を覚悟した項羽が詠った垓下の歌に合わせて舞った。
  力拔山兮氣蓋世 (力は山を抜き、気は世を覆う)
  時不利兮騅不逝 (時利あらずして 騅逝かず)
  騅不逝兮可奈何 (騅の逝かざる 如何すべき)
  虞兮虞兮奈若何 (虞や虞や 汝を如何せん)
  --  垓下歌(垓下の歌)『史記』巻7項羽本紀 第7 司馬遷、『漢書』巻31陳勝項籍傳第1 班固 --
 この舞の後に彼女は自害した。彼女を葬った墓に翌夏赤くこの花が咲いたという伝説から、こう呼ばれる。なお虞美人の自害云々については、女性の貞操がとやかく言われるようになった北宋代からであり、『史記』、『漢書』ではそのような記述は無い。

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