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 ◆安芸灘大橋~優れた美観と機能性を備えた わが国最大の県道吊橋~

 本州四国連絡架橋群を除き、都道府県道に架かる橋の中では、わが国最大の吊橋です。
 本土と下蒲刈島の間を流れる「女猫の瀬戸」に架かり、橋長1,175m、主塔の高さ119mの壮観な姿をもって美しい景観をつくっています。多島美と調和する姿かたちの、技術力が駆使された長大吊橋であり、優れた橋梁建築として「土木学会田中賞(作品部門)」を受賞しています。

 こんな安芸灘大橋を渡りますと、スグに「←白崎園」の案内表示板が…
 何台か駐車可能なスペースがありましたので、とりあえずここに駐車。「白崎園」を散策です(^.-)☆

 ◆白崎園~安芸灘の魅力に触れる憩いの空間~

 園内には、ひときわ目を引くモニュメント、猫之瀬戸を歌った碑などが来島者を出迎えます。
 休憩所、トイレ、駐車場を備え、つつじ園(約40品種)があり散策を楽しむことができます。

 ◇モニュメント
 「生 土・火・知・空・水」
 白崎園でひときわ目をひく2本の塔は、男性と女性で、生命が強く空に向かって伸びていく様子を表しており、底盤は、大地、波(突起)春蘭などを表しています。
 全部で約3,500枚の手作りの陶板を張り付けたもので、下蒲刈町の赤土、みかんの木を灰にして作った釉薬、そして昔から交流のあった中国大陸の土などが使用されています。(陶芸家・今井眞正氏制作)

 ◇頼山陽歌碑
 広島ゆかりの江戸時代の学者で思想家の頼 山陽(らい さんよう)が、「猫之瀬戸」の様子を詠った漢詩が刻まれています。

 ・漢詩の意味
 遙遙の船旅、行く手には今、朝日が昇っている。
 心に明日は母に会えるな、などと思っているうち 朝霧がだんだん晴れて、小舟は織りなす綾波に揺られながら 猫之瀬戸を通った。

 ・頼 山陽
 頼 山陽(1780-1832)は江戸時代後期の学者で、父は広島藩儒頼春水、少年時代から詩文の才を示し、十七歳のころには早くも歴史書の執筆に興味をもった。
 21歳の年、脱藩して罪を得、邸内に閉居された。しかし、このことがかえって思いのままに読書し、著作に励む機会となり「日本外史」、「新策」の初稿が成った。
 32歳のときに京都へ転居、その後全国を遊歴し、文人、学者と交わり多くの詩を残した。また、書にも励みて、多くの逸品を残している。
 この詩は、天保元年(1830)6月21日、乗甫(頼春風の養子)と共に、竹原から広島に行く途中、橋下の猫之瀬戸を通ったときに詠まれたものである。

 ◇つつじ園(約40品種)
 4月中旬~5月上旬にはたくさんのつつじが見ごろを迎え、園内を鮮やかに彩ります。

 ◇四季彩花プランター
 季節ごとに咲く花が、訪れる人の目を楽しませます。記念撮影や憩いのお供にいかがでしょうか。

 ◇園路
 海に浮かぶ島々の眺望と植栽により四季折々の景観を楽しみながら散策できます。園路には、石柱パーゴラ(日陰棚)や、あずまやがあります。

 ◇休憩所
 日本家屋造りの休憩所が、歴史ある島々の町並みに調和し、癒しを与えてくれます。催しの広報スペース、トイレ、自動販売機、ベンチ、水飲み場があり、旅の行き帰りで憩いのひとときを過ごせます。

 ◇駐車場
 普通車用8台、大型車用2台、身体障害者用1台の駐車スペースをとっています。とびしま海道の地図と観光案内板がありますので、旅の参考にご覧ください。

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