『白廉の滝・孤渡の滝』を後にしまして、鬼ヶ岳ダム方向に上がって行きますと、途中に「鬼ヶ嶽」の案内表示板が…
車を駐めて拝見しますと、こんな記載が…
◆鬼ヶ嶽
国指定名勝
指定年月:昭和5年10月3日指定
所 在 地:小田郡矢掛町上高末ほか
管 理 者:矢掛町
鬼ヶ嶽とは美山川の上流(美星町字戸谷の桜橋付近から矢掛町高末の青木橋付近まで)
の約4kmに渡る、地形の変化に富んだ峡谷をいう。この付近には花崗岩が露出し、川底は平坦面があるかと思えば、滝や滝壺、甌穴などがみられ、美しい渓谷をつくりだしている。昭和47年に鬼ヶ嶽ダムが完成し、渓流の多くが水没したが、人造湖の出現により荒々しい景観に加えて穏やかな一面を見る事が出来るようになった。
また、ダム堰堤付近には垂直と水平方向の節理によってできた方形の岩石を積み上げたような断崖があり、高さは約30メートルを有している。これを通称重箱岩といい、鬼ヶ嶽の見所のひとつとなっている。さらに四季を通じて桜や紅葉などの広葉樹が美しく、渓谷に彩りを添えている。
--- 矢掛町教育委員会 ---
この案内表示板の脇には、ダム下方向に向かいます道がありましたので走行して行きますと、うん、うん、鬼ヶ岳ダムの下に到着です(^.-)☆
WEB上で「鬼ヶ嶽」を検索してみましたら、
◆鬼ヶ嶽(おにがたけ)
鬼ヶ嶽は、美川山沿いの鬼ヶ嶽ダムから上流4㎞の渓谷美が群を抜いて素晴らしい景勝地です。特に紅葉の季節は、川沿いが延々と赤く染まります。あまり知られていないのですが、桜の名所としても隠れた穴場となっています。
鬼ヶ嶽は、温羅(うら)伝説の中で、温羅が温泉に浸り、吉備津彦命から受けた傷を治したことから名付けられました。
◆鬼ヶ嶽(おにがたけ)
国指定 有形文化財【指定年1930年】分類/名勝
鬼ヶ嶽は、小田川の支流美山川(みやまがわ)の鬼ヶ岳ダムから上流4kmの渓谷で、奇岩(きがん)と渓流(けいりゅう)が織りなす自然景観やそれをとりまく四季折々の風情は、地域の人たちの憩い(いこい)の場として親しまれている。植生(しょくせい)は、渓流の両岸の急傾斜地(きゅうけいしゃち)にアカマツや落葉広葉樹林で構成されており、秋に紅葉するカエデはこの地域の風景を特徴(とくちょう)付けている。また、渓流では、ゲンジボタルやカジカガエルが生息し、夏の風物詩(ふうぶつし)となっている。また、上流にあるラジウムを含む鉱泉(こうせん)は、昭和3年(1928)に鬼ヶ嶽温泉として整備され、多くの文人たちが訪れ、この渓谷美を題材とした作品も残されている。
・所有者 -- 井原市ほか
・所在地 -- 井原市美星町及び小田郡矢掛町
…と、こんな「鬼ヶ嶽」のようですから、紅葉の時期に訪れますと、美しい景観が楽しめますかも(^-^)//"
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