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 これは、1/21(火)の中国新聞sanの朝刊記事なんですけど、ふ~ん、2022年の福山城築城400年に向け、天守にエレベーター設置のようですネ(^.-)☆
 現在は、最上階の展望台までの7階層を階段で上がっておりますけど、エレベーター設置が実現しますと、車椅子の皆様も展望台からの眺望が可能。これは喜ばれます方々も多いものと思います。
 ですが、天守にエレベーターと言われますと、イヤでも眼に浮かびますのが「名古屋城」(^-^)

 挿入の画像が名古屋城のエレベーターなんですけど、このエレベーターだけは何度眼にしましても違和感が(^-^;
 立派なお城ではあるのですけど、この名古屋城の「
木造の天守閣復元」計画が難航のようですねぇ~
 WEB上には、

 ◆どえりゃー揺れる名古屋城 木造の天守閣復元はいつになる?

 --- 2019.12.20 08:00 THE SANKEI NEWS ---

 金のしゃちほこで有名な「名古屋城」の天守閣木造復元計画が揺れている。名古屋市は「史実に忠実」な再現を目指し、エレベーター(EV)不設置の考えだが、「バリアフリー社会に逆行する」と障害者団体が猛反発。また、専門家に「不十分」と指摘された石垣保全対策を見直さずに天守の解体許可を申請したが、結局国には認可されず、目標の令和4年末の完成を断念した。今後、大幅な計画見直しを迫られるのは必至。日本有数の城郭の未来は見えないままだ。(桑村朋)

 強行策が裏目に…
 「意思疎通がうまくいかず、申し訳なかった」

 11月5日の名古屋市の記者会見。河村たかし市長は3年後の完成を断念した名古屋城の天守閣木造復元をめぐり、市有識者会議「石垣部会」の委員に謝罪したことを明かした。
 原因は、石垣保全対策に懸念を示す部会の意見を尊重せず、計画を進めたことだった。
 名古屋城は国特別史跡のため、現状変更するには文化庁の許可が必要だ。当初、市は天守解体と木造復元の許可申請を一体で行う方針だったが、石垣部会が「石垣の調査・保全が不十分」と工法見直しを提言。だが、市は提言を重視せず、計画を急ぐあまり解体許可を先に申請し、復元許可を後回しにする強行策に出た。結果、文化庁の認可は下りず、計画は大幅に遅れることになった。

 …と、こんな記事掲載がありましたけど、「
柱やはりを痛めないサイズの内部エレベーターでは車いすが利用できず、外部エレベーターでは天守閣の歴史的な外観を損なう…」との、こんな河村たかし市長の想いも分からない事も…
 現状の名古屋城は
外部エレベーターですから、外観も悪いですし、どなたが眼にされましても多大な違和感を抱きます。この外観改善に天守閣木造復元を機にエレベーター(EV)不設置への想いが河村たかし市長sanにはあるのでしょうけど…
 
全国各地で城の再建や修復が進んでいますようですけど、本来の城は難攻不落の「バリアー」です。が、現代は、市民の憩いの場や観光の目玉として「バリアフリー」を求められる時代でもあります。どう折り合いをつければいいのでしょうねぇ~

 で、気になりますのが福山城へのエレベーター設置計画。
 記事によりますと、「展示など建物内のデザインと調和し、エレベーター設置が外観に影響しない構造とする…」との事ですから、
外部エレベーターではなく内部エレベーターとなりますのでしょうネ。
 外観が変わりませんのでしたら、勿論、GONsanもエレベーター設置には大賛成。
ただ、天守に至る石段等の施設内のバリアフリー化は、文化財の景観保護上の制約もあるようですから、まだまだ実現までの課題は多いようですねぇ~

 2022年の福山城築城400年に向け残されました期間は、後2年余り。
 この2年間で何もかも行いますのは難しいのかも分かりません。段階を追って一つ一つ課題をクリアして行くしかありませんのかも(^-^)//"

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