・山崎山(やまざきやま)
小立野口付近にある築山。この山崎山はカエデ、トチノキなど落葉広葉樹林が多く植えられており、秋になると赤や黄に美しく色づくので「紅葉山」とも呼ばれます。山腹には白川御影石でつくられた五重の塔(御室の塔)があり、また、山麓の岩間から流れ出る水は、約570mの曲水となって霞ヶ池に注いでいます。「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」という松尾芭蕉の句がふもとの句碑に刻まれています。
・龍石(りゅうせき)
形が龍に似た石で、兼六園三名石の1つ(他に虎石・獅子巌)。後ろには「龍石の椿」と呼ばれる椿があり、愛好家の間では有名です。
・山崎山にある石造りの五重塔
石造りの五重塔ですが、塔というよりは灯篭といったほうがしっくりくるような気がしました。山を登って裏側から見ると穴が三日月のような形をしています。反対側は丸なので、満月?でしょうか?御室、すなわち仁和寺のあの五重塔を模しているそうで、都への憧憬を読み取れます。
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