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 礎石建物群跡からは、来た道を戻り、鬼ノ城山(標高約400m)へと進みます。そして程なく鬼ノ城山へと到着です。
 昔はここからの眺望は素晴らしかったのでしょうけど、今では廻りの樹木の成長で決して眺望は良いとは言えませんかも(^-^)
 ここには「のろし場」跡がありましたネ。

 鬼ノ城山を少し下りますと、鬼ノ城1周コースのスタート地点であります角桜に到着です。鬼ノ城山よりも角桜の方が眺望は楽しめます。

 ◆角楼跡

 かつてここには、裏門的な門跡の存在が推定されていたが、平成8年度の発掘調査で城門ではなく、特殊な遺構であることが判明した。
 ここは、南北両方から入り込んだ谷の頭部にあたる背面側の要地で、正面側約13m、奥行側約4mが前方へ突出した長方形の張り出し部が、城壁に付設されている。張り出し部の下部は、推定高さ約3mの石垣とし、その上部は土積みであったようで、張り出し部の本来の高さは約5m以上と推定される。石垣の間にはほぼ4m間隔で、一辺約50cmの角柱が立つ。張り出し部の外側には、通路のような幅1.5mの敷石が巡っており、また、城内側には角楼への昇降のための石段もつけられている。
 張り出し部をもつこの遺構=角楼は、背面からの攻撃に備えるとともに西門防備をも意図した重要な防御施設と考えられる。なお、角楼の存在、石垣の間に立つ柱、敷石が巡っていることは、日本の古代山城では初の発見例である。

 角楼の基礎部分の土塁は古代工法で復元されておりましたけど、土塁の一部が崩れる恐れもあるとの注意書きがありましたけど、こんな角楼跡のようであります。
 それでは、駐車場まで降りまして「鬼城山ビジターセンター」で少し休憩し、それから「岩屋」へ向かってみたいと思います(^-^)//"

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