今回の散策のスタート地点であります「かもがた町家公園」へと戻って来まして、またこの公園内を少し散策。
この公園内の施設としましては、
・伝承館
江戸前期の町家を細部にわたり修復し、当時の建築技術を見学できる建物博物館です。発見された棟札から、貞亨4年(1687)に修理をした県下で最も古い貴重な町家です。
正面十間、側面四間、中二階建の店部分と平家建ての座敷部分からなり、正面の全体的な構成、大戸口、格子構は、大変美しく格調高い外観に仕上がっています。(旧高戸家住宅ー県指定重要文化財)
・交流館
伝承館の東に並ぶこの町家は、棟札から延享5年(1748)に建てられたもので、分家の母屋です。伝承館と同様当時の部屋割りにあわせて修理を行い、かまども復元しています。
この館では、各種グループの研修や歴史学習、伝統行事を行ったり、来訪者のための情報コーナーや和風喫茶、特産品や土産物の展示・販売コーナーがあります。二階は、郷土史料の展示室となっています。
・ふれあいの館(西倉)
伝承館の北側にある土蔵。棟札から、安政3年(1856)に建てられたもので、近隣にはない立派な土蔵です。当時の重要な生活用具や什器などを収蔵していた建物です。
二階建てとなっており、絵画、書道、工芸、陶芸、写真、生け花等の作品展示やミニコンサート、創作活動等に利用できます。
・郷土の館(東倉)
交流館の北側にある土蔵。建築年代は不明。一階は、歴史や文化・観光等をパネルやビデオで分かりやすく紹介しています。二階は、公園の管理事務所となっています。
…と、こんな施設がありますけど、その中の一つの「ふれあいの館(西倉)」に入ってみます事に。
建設されました安政3年(1856)当時の重要な生活用具や什器が収蔵されておりましたけど、中では外人san(オーストラリアの方)お二人が、熱心にメモされながら説明を聴いておられました。
GWのこの時期に、何でまた「かもがた町家公園」を訪れておられるのだろう?…と、不思議な気持ちも少々湧いてしまいます。
結構、日本語を話されますから、何かの研究で訪れておられますのかも…
とにかくGONsanはこの辺で退散です。
駐車場に戻り周辺を見廻しますと、こんなお宅が…蔦のような植物でびっしりと覆われた建物…たまに見掛ける事がありますネ(^.-)☆
一見、感じ良く見えるのですけど、ヨーロッパのような石造りの建物では良いのでしょうけど、木造の建物ではどぅなんでしょうねぇ~建物が傷むのでは…と危惧してしまいます。
でも、こんな感じで植物で覆うには、どんな方法で行えば良いのでしょうねぇ~コツがありますのかも(^_^)v
それでは、「かもがた町家公園」とお別れです(^-^)//"
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