13-788-555
01-720-777

 昨日、友人特派員から届きましたこれらの画像。
 うん、うん、相変わらず仲の良いご家族で、GWを利用されお城巡りを楽しまれましたようですねぇ(^_^)v

 で、拝見致しますと、まず最初が国宝の松江城ですネ。

 ◆松江城

 松江城は18万6,000石の城下町松江のシンボルで、「千鳥城」とも呼ばれ、望楼型、下見板張り、桃山風の質実剛健の構えが特色である。全国で現存する12天守の一つで、山陰地方で唯一の現存する天守閣。平成27年7月に国宝に指定された。

 松江開府の祖堀尾吉晴が慶長12年(1607)から5年の歳月をかけ、慶長16年(1611)に完成させた。堀尾3代、京極1代、松平10代の居城であった。
 標高28mの亀田山(城山)の丘陵上に構築された平山城で、豊臣秀吉の臣下にあって加藤清正とともに普請上手(ふしんじょうず)といわれた吉晴らしい実戦本位の設計が随所に見られ、吉晴と親交があり、『太閤記』の作者としても知られる小瀬甫庵(おぜほあん)の縄張り(設計)といわれる。

 現存する天守閣は5層6階で高さ約30mの望楼式。南面して付櫓(つけやぐら)があり、これが入り口で土台の石垣の中に地階があり、兵糧蔵、塩蔵、大井戸などかある。2階には6か所に“石落(いしおとし)”があり、外壁も大部分は黒く部厚い下見板張り。
 関ケ原の合戦が終わって間もない頃で質実剛健の構えが特色。姫路の白鷺城に対し、千鳥城の名がある。各所に袋狭間(ふくろはざま)(銃眼)が設けられ、最上階の天狗の間からは四方が死角なく展望でき、眺望は格別。
 階段は桐(きり)材。柱は1本の外側に板を揃えて合せ鉄輪(かなわ)でしめ太い柱が作られている。天守閣内には創建の頃作られたと言い伝えられる松江城のヒナ型をはじめ武具などが展示されている。

 天守閣を中心とした本丸にはこれを囲んで武具櫓、鉄砲櫓、祈祷(きとう)櫓など六つの櫓があり、細長い多門塀(たもんぺい)がこれを連絡していた。しかしこれらは二の丸(現興雲閣、松江神社付近)や三の丸(現島根県庁付近)の各種御殿とともに明治初年に壊された。
 天守閣は明治8年(1875)米100俵(180円)とはぼ同じ値段で払い下げられかけたが、出東(しゅっとう/現出雲市斐川町)の豪農勝部本右衛門(もとえもん)らが奔走して買い戻し、取り壊しをまぬがれたという。

 石垣に利用されている大量の石材は、松江市の東方にある嵩山(だけさん)の山すそから切り出される「大海崎石(おおみざきいし)」が主に用いられ、堀尾家の家紋である分銅文はじめ各種家紋などを刻んだ石が見られる。石垣はごぼう積みあるいは野面(のづら)積みと呼ばれる工法で構築され、400年を経てなお寸分のゆるぎも見せない。

 …と、こんな松江城でありますが、GW中ですから訪れます方は大変多かったのでしょうねぇ~
 そして、次の訪問地が「月山富田城跡」。

 ◆月山富田城跡(がっさんとだじょうあと)

 月山の一帯にあり、山陰・山陽十一州を手中に収めた尼子氏歴代が本城とし山陰・山陽制覇の拠点とした月山富田城は、その規模と難攻不落の城として、戦国時代屈指の要害でした。また艱難(かんなん)辛苦に耐える悲運の武将・山中鹿介の出た城として有名です。
 この城を築いたのは、保元・平治のころ(1156~1159)、平家の大将悪七兵衛平景清であると伝えられていますが、その他に佐々木高綱や同義清などの諸説がありいずれも明らかではありません。しかし築城は長寛から文治年間(1163~1189)の頃と推定されています。

 難攻不落の要塞城と言われており、主家への忠義を貫いた山中鹿介の銅像や供養塔、随所に残る石垣や石畳の古道が往時の面影を伝えています。1934年に国の史跡に指定され、2006年には「日本名城100選(65番)」にも選ばれています。
 月山富田城は菅谷口、御子守口、塩谷口の3方面からしか攻められず、城内郭の下段が落ちても、中段の山中御殿で防ぎ、そこが落ちても、主山の月山に登って防ぎ、頂上には堀を築き、守りを固め、一度も落城しなかった天下の名城として知られています。
 この月山には、平時は時を告げ、非常時は兵士を招集する太鼓があったという太鼓壇(たいこのだん)という場所があります。現在は春になると、たくさんの桜が咲く名所となっています。

 …と、こんな歴代尼子氏が収めましたお城ですけど、GONsanは訪れました事はありません。
 富田城跡までは、駐車場から往復1時間を要すとの友人のコメントがありましたけど、画像を拝見しますと復路は楽でしょうけど往路は結構大変みたいですネ(^.-)☆
 月山富田城跡ですか…機会がありましたらGONsanも一度出掛けてみたいですネ(^-^)//"

GONsan のホームページ ↓
日本全国通過旅 (http://gon.mbsrv.net/)