庭園は中根金作氏の作庭による枯山水庭園で他に類を見ない広大さで、無明院から庭に向かって右側より、「無明の庭」「阿弥陀三尊の庭」「羅漢の庭」と呼ばれる。
◆中根金作(なかね きんさく)(~1995年)
1917年、静岡県磐田郡天竜村(現・磐田市)に生まれ。「昭和の小堀遠州」と称えられた日本の造園家、作庭家。
静岡県立浜松工業学校(現・静岡県立浜松工業高等学校)を経て、一時外資系の企業に就職し図案を描いていたが、東京高等造園学校(現・東京農業大学造園科学科)に進学し、卒業後の1943年に京都府の園芸技師に任用になり、文化財保護課課長補佐を務めた後に退職した。
その後は裏千家学園茶道専門学校講師などを務める傍ら、1966年に株式会社中根庭園研究所設立する。その他大阪芸術大学学長・浪速短期大学学長などを歴任した。その間、国内では足立美術館、国外ではボストン美術館の庭を手掛け、300近い庭園を作庭している。
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