◆石手寺 三重塔
石手寺は四国八十八箇所51番礼所であり、寺伝によれば728年に勅宣により大領・越智玉澄が伽藍を創建したという。
特にその二王門は鎌倉期の傑作とも言われ国宝に指定されているほか、三重塔をはじめ、数多くの重要文化財を有する。
(仏塔訪問日記)
http://shirokokuho.shakunage.net/ishiteji.html
この日は都合上、どうしても日帰りで決行しなければならなかったのだが、せっかく、大阪から高い高速代を払って松山市までやって来て、石手寺参拝だけで帰るのは、あまりにも勿体無い。そこで、観光コースに道後温泉本館と、松山城も加えて日帰り松山観光はなかなか充実したものになった。
日帰り旅行のメインである三重塔に関しては、鎌倉時代後期建造と、古い仏塔が多くない四国においてはずば抜けて古い歴史を持つ。
和様で均整の取れたその塔は、派手さは無いが、鎌倉期の仏塔の特徴をよく示しており、重要文化財でありながら、国宝クラスの名塔といえるだろう。
ただし石手寺は、四国有数の名刹であると同時に、日本有数のB級スポットとしての裏の顔も併せ持つ。
詳しくは『石手寺奥の院』で。
あやしい建造物や像の数々の前では、貴重で古い歴史を持つ三重塔のほうが、逆に場違いに見えてしまった。
四国有数の古刹である石手寺は、一体いつからこういう方向性に走ってしまったのか、なかなか興味の尽きぬところである。
-- 初回訪問&撮影日 2011年03月28日 --
石手寺・三重塔をWEB上で検索致しますと、↑↑こんな記載がありました(^.-)☆
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