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 A.M.9:41に〝ぶら探訪〟はスタートで、まず向かいましたのが〝舟入番所跡〟。
 ここには、現在は、「金比羅宮」と「川口新四国八十八ヵ所」が設けられています。

 ◆舟入番所跡

 <金比羅宮>
 航海守護の神である。建立時期は明確では無いが、灯籠には明治13年の銘がある。ここは江戸時代末まで舟入番所があった場所である。おそらくその番所跡に船乗りや漁民たちの安全を祈るために港であった入江脇に造られたものと考えられる。金比羅信仰が盛んであった当時、ここから四国へ船出したこともあったであろう。

 <川口新四国八十八ヵ所>
 川口の干拓地は寛文11年に造成され、これにより入江の堤から川口南の堤、芦田川(鷹取川)東岸の堤と福山南の干拓地を囲む連続した長大な堤が完成した。この堤上に城下町南東端の入江脇住吉神社南から川口南を廻り、城下町西南端の鷹取川東岸堤の古野上まで旧干拓地を囲む形で約8.2kmにわたり八十八ヵ所が設けられた。城下の町人がお金を出し造られたと言われる。
 この場所には三番四番が祀られているが、これは元々リーデンローズの今の駐車場の位置にあったものを建設に伴いここに移動させたものである。
 備陽六郡誌には他に「松か端地蔵堂 正徳の比、櫻井傳内と云者建立」ともあり、ここにも地蔵尊はまつられているが、この記述は一番のところにあるものかと思われる。それ以上の由来は不明である。

 -- 当日貰った〝備陽史探訪の会〟資料より --

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