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 石段の上り口から50mの表示でしたから、難なく唐櫃古墳に到着です。
 古墳の前には、説明表示板が…眼を通しますと、こんな記載でありました(^.-)☆

 ◆広島県史跡 唐櫃古墳(からびつこふん)

 --- 平成5(1993)年2月25日指定 所在地:庄原市川西町唐櫃 ---

 唐櫃古墳は6世紀後半の前方後円墳で、県内有数の大型横穴式石室の古墳として、平成5(1993)年に広島県史跡に指定されました。墳丘の規模は全長41.4m、後円部の高さは5.4mを計り、古墳の範囲には周溝と呼ばれる溝が巡っています。
 石室は、全長13.1m、玄室(遺体を埋葬する部屋)長7.2m、羨道(玄室への入口)部5.9m、幅2.4m、高さ2.6mと県内でも最大規模であることが確認されました。
 石室内や墳丘から須恵器などのほか、鉄製馬具、鉄鏃、耳環(耳飾り)3対や、銀製山梔形空玉(くちなしがたうつろだま)、金銅製鈴などが出土しています。中でも銀製山梔形空玉は、全国で4例目の出土となり、近畿地方以外での出土は初めてとなりました。古墳の埋葬は、耳環が3対出土したことや、須恵器などの出土遺物から少なくとも3回の埋葬が行われたと考えられています。

 --- 平成22年9月 庄原市教育委員会 ---

 …と、こんな「唐櫃古墳」であります。
 そのほか、WEB上には、色んな方々が「唐櫃古墳」について綴っておられますようですネ。

 ◆唐櫃古墳

 ・本古墳は丘陵の先端に近い緩傾斜面に平行して築成された前方後円墳で、古墳時代後期(6世紀後半)のものである。
 ・主軸を東北東-西南西に置き、丘陵先端側に前方部を作る。主体は後円部に作られた横穴式石室で、北-南に主軸をとり、南に開口する。
 ・広島県における前方後円墳のなかで、横穴式石室を内部主体にするものはきわめて少ない。庄原地域に限っても約30基の前方後円墳のうち、本古墳と投石古墳(全長約17m)の2基にすぎない。本古墳の横穴式石室も全長10mをこえる大型の部類に入り、貴重である。

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