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 後山公園の紅葉…期待して訪れましたのですけど、さほどでもありませんでした(^-^)
 で、後山公園とお別れ致しますと、これまたせっかくだから…と、「神勝寺」まで足を伸ばす事に致しました(^.-)☆

 ◆天心山神勝寺

 天心山神勝寺は、昭和40年(1965)12月2日益州宗進禅師(臨済宗建仁寺派第7代管長)に深く帰依された開基神原秀夫氏が禅師を開山に招請して建立された臨済宗建仁寺派の特例地寺院である。
 神勝寺は亡くなられた方々の供養の場であると共に、境内には無明院や国際禅道場など多くの伽藍が建ち並び、また表千家不審庵の古図を忠実に再現した「秀路軒」などの茶室を設け、禅と茶道を根本として日本のみならず海外にも広く門戸を開き、臨済禅を通じて今まさに生きている方々が「今を生きる」ために己を見つめ共に研鑽する場である。
 御本尊は弥勒菩薩、寺号は開基の父神原勝太郎に因る。

 ★神勝寺概要

 山号 --- 天心山(てんしんざん)
 創建 --- 昭和40年12月2日
 本尊 --- 弥勒菩薩
 鎮守 --- 弥勒里天満宮(太宰府天神を勧請して祀る)
 宗派 --- 禅宗・臨済宗建仁寺派
 寺紋 --- 梅鉢

 ★勧請開山

 益州禅師(京都建仁寺派管長)

 當山勧請開山益州禅師は、道号 益州、法諱 宗進、金剛窟と号す。俗称は土田のち竹田と改称。明治29年(1896)7月10日大分県国東半島に生を受け、11歳で滋賀県堅田町の祥瑞寺大友宗忠和尚について得度。大正4年5月に京都建仁寺僧堂に掛搭し、竹田黙雷及び竹田頴川両老師に参禅弁道、竹田頴川老師に嗣法する。
 滋賀県祥瑞寺、京都大徳寺塔頭大仙院の両寺院住職や大徳寺執事長を経て、昭和19年からは建仁寺僧堂師家、同29年には建仁寺派管長(第7代)に就任し教化布教に務められ、昭和40年には當山の勧請開山となられた。平成元年6月20日に92歳で遷化。

 ★開基

 神原秀夫英生(天勝院殿釈五徳秀嶺大居士前常石造船株式会社社長)

 大正5年(1916)9月1日 父 神原勝太郎、母 ヒサの長男として出生。幾度もの戦役への出征を経験する。昭和14年(1939)立命館大学法学部卒業。除隊後は父の経営する会社に入社し、昭和19年(1944)瀬戸内海船舶株式会社(現 神原汽船株式会社)社長兼常石造船株式会社副社長に就任。昭和30年(1955)沼隈町初代町長に就任。昭和36年(1961)父の逝去に伴い、常石造船社長に就任。昭和40年(1965)12月2日神勝寺を建立(宗教法人認可)、開基となる。昭和52年(1977)2月16日神勝寺無明院を建立・落慶法要。無明院の落慶法要を目にすることなく3月12日、入院先の京都大学附属病院にて逝去。60歳。

 …と、こんなお寺のようであります(^.-)☆

 総門をくぐってまず眼に入りますのが、受付を行う寺務所の「松堂」です。

 ◆寺務所

 寺務所では、受付をはじめ、グッズや、お土産の販売を行っております。
 神勝寺のシンボリックとなる様、設計・建築された、藤森照信 建築の寺務所です。

 ・松堂 設計主旨

 初めて現地を訪れた時、赤松が目に入った。山陽道と瀬戸内海は日本でも有数の赤松地帯なのである。日本に樹は数あれど、禅のイメージと一番近いのはやはり松であろう。岩山の上に寒風に耐えて生える一本の松の古木。
 神勝寺を訪れた者が最初に出会う建物である寺務所のテーマは松がふさわしい。
 名も<松堂>
 こう決まると後は早い。岩山の松の古木をイメージして、手曲げ銅板で葺いた急傾斜の屋根の上に、近くの山から掘ってきた松を植える。
 近くの山から伐り出してきた松丸太の表面を削り、歩廊の柱として立てる。松は自然の樹ならではの緩やかな曲がりを持つが、それを生かして並べよう。
 キャラクターのはっきりした建築ではあるが、周囲の光景と溶け合う、そんな建物を作りたい。--- 藤森照信 ---

 ・藤森照信プロフィール

 建築家、建築史家、工学院大学特任教授、東京大学名誉教授、工学博士。
 1946年長野県生れ。東京大学建築学専攻博士課程修了、東京大学生産技術研究所教授・工学院大学建築学部教授歴任。建築作品に「赤瀬川原平氏邸(ニラ・ハウス)」(1997年日本芸術大賞)、「熊本県立農業大学校学生寮」(2001年日本建築学会作品賞)、オーストラリア・ライディング 「Stork House」(Austrian Tourism Innovation Prize 2014)等多数。著書『路上観察学入門』『建築探偵の冒険東京篇』など東京建築探偵団・路上観察学会研究調査活動により1986年日本文化デザイン賞、著書『明治の東京計画』『日本の近代建築(上)(下)』など日本近代の建築・都市の研究により日本建築学会論文賞(1998年)、他建築史関係著書多数。

 …と、WEB上で検索致しますと、こんな記載がありました。
 それではまた、紅葉を楽しみながら、眼に入りますものは極力漏らさず画像に納めてみたいと思います(^-^)//"

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